12/07/03 17:40:36.45 GYutTyqS
今日、映画版ベルセルク見て来たが、原作漫画を大幅にはしょったダイジェスト仕様だし、
ヨーロッパ風架空世界舞台のファンタジーとは言え、
同じ中世風でも骨太だリアリズムだ言い張ってる清盛なんかより、
よっぽど骨太かつリアリズムに満ち溢れてて圧倒されたよ。
ガッツ(主役)とグリフィス(ライバル兼好敵手?)のカミソリみたいにヒリヒリした緊迫感とか
生まれて初めての仲間と言えば仲間?と言える鷹の団の連中との奇妙な関係の秀逸な描写を見た後じゃ、
清盛と義朝とか、清盛と信西とか、下手したら清盛と後白河ですら、
彼らの関係の描写がいかに茶番にしか見えないかと言う事を痛感した。
いっそベルセルクをドラマ化した方がよっぽど「男大河」「骨太大河」「本格大河」を切望する連中の需要に応えられるんじゃね?って感じだ。
藤本も伏線に拘るなら「因果律」についてちょっとでも齧って見ろやと小一時間。
話題が大幅に逸れたが、要するに清盛はたかが90分以上程度のアニメ映画にすら見劣りするレベルだとう事だ。