【2012年大河ドラマ】平清盛アンチスレPart20at NHKDRAMA
【2012年大河ドラマ】平清盛アンチスレPart20 - 暇つぶし2ch114:日曜8時の名無しさん
12/06/27 11:18:02.07 3EYll5yx
本郷先生やNHK擁護派の言葉の使い方を分析するとどうも3つのカテゴリーがあるようです。

現代語 現代で使われていて一般的にその意味が共有されている言葉 太宰府(地名として)
古語  かっては一般的に共有され使われていたが今は使われていない言葉 例 大宰府(機関として)
半造語 古語としても現代語としても一般的に共有されている本来の意味と似ているが独自の違う意味の言葉 例 王家 官邸 

まず、「王家」から検証しましょう。
実は「王家」という例は平安末には使われていなかったことは本郷先生も認める所です。
従って平安末の「古語」ではありません。また、現代語の意味でもありませんね。
にもかかわらず「王」が使われていたので「王家」でもいいと主張を展開します。
結局、実態は「王家」は独自の意味を定義した半造語なのです。

これは、古語と半造語の区別がつかない一般の視聴者に対して「知らないのが悪い。勉強して受容しろ」というスタンスです。
「王家」騒動の初期に「ネトウヨは日本史を知らない」という主張がブログなどで流布されました。
これは、「知らない」こと恥じる気持ちを利用して自分の考えを反映した「半造語」を押し付けるための詭弁のテクニックなのです。

今回の「大宰府 官邸」もそうです。NHK擁護派は本郷先生と同じく三省堂の大辞林の定義すら否定することで
現代語の定義ではないことを認めています。その上で「官邸」の意味を院政期の末の文化を引き合いに出して
「官人の私邸」でも良いとするのです。また、「大宰府」の部分は古語をきちんと使っていることを引き合い出し、
もっともらしさを強調します。

しかし、「大宰府 官邸」の「官邸」はNHK擁護派の定義では現在語でもなく、古語でもありません。従って、この「官邸」は半造語です。
(私が調べた限り「古事記」「日本書記」「続日本紀」「日本後紀」「続日本後紀」「平家物語」「保元物語」などの
平安末までの史料や軍記物にはありませんでした。もしあれば史料名と該当箇所をご教示ください。またその意味は
「官人の国家が提供したものではない業務をする私邸」という定義でお願いします。)

こうした半造語を使う意図はなんでしょうか?それは、自分の考えを広めるためです。
歴史学者は「古語」と誤解させたり、「むかしの文化はそうだった」など主張して「半造語」を
普及させる詭弁のテクニックを使うことができます。

しかし、言語学の基本として言葉がない以上は、その対象となる概念そのものがないのです。
例えば、日本語では「蝶」と「蛾」は区別されていますが、
フランス語ではどちらも「パピヨン」でしかないので、「蝶」や「蛾」にあたる概念がありません。
まさしく「王家」はそのような当時ない概念の良い例です。言葉がないのですから。

こうした詭弁のテクニックには副作用もあります。
それは、「知らない」ことを反省し勉強して受容しようとしない怠惰な人がいることです。
そして怠惰故に違和感を感じ続け視聴率が下がったりクレームが出ます。
まして、「大宰府 官邸」のように解説のテロップで半造語を使ったら解説にもならないでしょう。
今回の「大宰府 官邸」はすでに大宰府政庁もないかもしれない時代でも
原田種直を「官人」として描くために使ってしまったのだと思います。

「平清盛」の低視聴率は「王家」や「官邸」のような半造語の詭弁のテクニックを使った結果なのです。
このようなスタンスなのでNHKは改善する意思がありません。むしろ視聴者教育を強化するスタンスです。

なぜNHKや本郷先生や>363氏が古語でもなく、現代語でもない独自の半造語を辞書を否定してまで開き直って
使うことを当然とするのかとても不思議で傲慢だと思います。しかし、それが日本の歴史学者なのでしょう。
なぜなら、彼らは「実情」と称する独自の考えで半造語を作り出し日本史を「再構築」してきたのですから。
NHK擁護派の主張など見ていると詭弁のテクニックが身に付き過ぎて自家中毒を起こしているのも分かります。



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