12/04/09 01:33:17.76 GwXP4SXI
私の弟、諸君らが愛してくれた家盛は死んだ。何故だ!?(※このドラマはフィクションです)
平氏サイド
祇園社乱闘事件で多大な不興を買い、朝廷に平氏一門に迷惑かけまくっておきながらノコノコ帰ってきたあほぼん清盛に、
出来の良い素直なおとうと…だったはずの家盛が遂に反逆。父忠盛が血の繋がらない清盛を平氏の嫡男と決めたため、
正室であり家盛の生母である宗子が、清盛の存在を全て納得ずくでは受け入れられないでいる苦悶を知っての事だった。
家盛の宣言に返す言葉もない清盛は、賀茂の祭りで舞人を任され、汗だくで時子とロボットダンスのノリツッコミをしていたが、
いつも細かい気配りを欠かさない家成Pから、テメーの不祥事でセンター下ろされたわ…代わりに家盛が推されたわと告げられる。
かくして臨時賀茂祭が開かれるが、さながらそこは平安京エイリアンが跋扈する鬼の庭であった。
乳父維綱が目を細めて見守る中、家盛が見事にセンターを飾っていたが、家盛の不遇を知った頼長にイケメンロックオンされてしまう。
祭の後、忠盛の館で維綱が自慢話を繰り返す中、忠正オジキが新喜劇ばりにテッテレーと登場。なんと内大臣頼長から、
家盛を自宅に招待したいと申し出があったという。あのド険悪な内大臣がデレたかーと浮き立つ平家面子であったが、
これが内大臣の相当に邪悪なトラップとはまだ誰も気付かなかった。頼長は巧みな言葉で家盛の心の間隙をついていき、
やがて家盛は従四位下右馬頭に昇進。家盛はその後も上司の宅呑みに真面目に馳せ参じていたが、酒が入るうちに
なんやかんやで{ 諸事情により映像にモザイクをかけています }な事態になってしまう。
そうとは知らない清盛は、ほぼニート状態でゴロゴロしていた。隣には平安ゆとり世代のふてぶてしい義理のおとうと時忠が
嫌味を言ったりしていた。嫁いだ姉貴の家に居つくとは見上げた根性だが、盛国は既に餌付けで手懐けていた。チョロイ。
そんなこんなでどんどんキラめいていく家盛は頼盛と共に鳥羽法皇の熊野詣の警固を任され、出立の準備に忙しかった。
ここで「よその三と四」こと異母弟たちが登場。鈴之助教盛(ノリモリ)と勝さん経盛(ツネモリ)であった。兄弟が顔を揃えた事で
話題は一門の嫡男の話となり、絶賛キラメキ中の家盛は、忠盛に自らを跡継ぎに認めて欲しいと申し出る。そこで熊野詣にも
ハブられた清盛が反論するが、もはやいろいろと底値な長兄の言うことに、忠盛でさえ耳を貸さなかった。清盛はヤケになり
嫡男は家盛に譲ると吐き捨てる。一方、家盛は上司頼長との恐怖の宅呑み中に、頼長のあからさまな厚遇の真意を知る。
家盛は摂関家の手駒とするために、(あともろ好みのタイプだったので)利用されたに過ぎなかった。だが騙されたと
知った時には全てが手遅れだった。警固出立の前、効果さんが桜をエライ高いところから撒きまくる中、家盛は母に
今際の言葉のようなフラグな思いを告げ、爽やかな面持ちで去っていった。警固の帰路、家盛は幼い頃、兄清盛と木登りを
した思い出を脳裏に浮かべながら、不意に落馬し、命を落とした。 中の人マジ乙。
源氏サイド
なんでこんなにかわいいのかよ~♪と鬼武者(のちのナレーション)を抱きながら、にへらにへらとしていた為義だったが、
まぁ孫が宇宙一可愛いのは真理として、義朝に内大臣の賀茂の祭での警固を命じられているので同行しろと告げる。
しかし先の水仙cool便やらなんやらで鳥羽法皇に傾いている義朝は断るが、為義は聞かなかった。
由良御前も内大臣頼長の性格的に様子見んのも必要だと苦言を呈するが、義朝はとりあわない。だが由良も負けずに
じゃかあしいわ田舎武士め京の常識教えてるのは誰だと思ってんだゴルァと反撃。正清はただオロオロするしかない。
義朝はエリートの嫁しんどいということで飲みながらぶらついていると、あほぼん発見。何でもアホは嫡男の座が危うい
らしい。メシウマ。あっという間に飲んだくれの愚痴大会となるが、そこへ酒を買ってくれとみすぼらしい少女が現れる。
よく見ると笑顔がかわいい武井咲常盤だった。荒ぶる義朝の繁殖DNAがライドオン。ナレーションマジ涙目。
摂関家サイド
頼長の邪悪トラップ発動回。格下の男をたぶらかす政治ゲームを、あくまで例として家盛を犠牲にしてお送りしました。
この地位の高さを持ちながら正室と側室と本命の男の愛人とそこまででもない愛人を持つ四刀流チートキャラは
グリーヴァス将軍と彼ぐらいだろう。目の上のたんこぶの兄がいるという点では、家盛の気持ちを分からないでもない。
朝廷サイド
鳥羽法皇「これが朕の政」 …してない!
おまけ ひまびたし新院と雅仁と、あとイケメンが帰ってくる