12/03/11 23:20:10.98 UKJSSpAo
今回もみんなよくて迷います。
冒頭の後朝シーンから秀逸。
りょう堀河、セリフ以外の表情で魅せてくれますねえ。
中盤騙して呼び出しとか、後半浮気した憎いオトコでも守るとか、
鳥羽院にも喧嘩売るとか、今回は堀河から目が離せませんでした。
松雪得子、憎まれ役を堂々と演じるさまはあっぱれです。
(現皇室の次男の妻を彷彿とさせる・・)
今回は顔が出ない崇徳帝、存在感は相変わらず抜群ですw
頼長・通憲の頭脳コンビ、そこユニゾン?ニヤリとしました。
為義奮戦、孫、「それなりに」てゆうな(笑)
元服後の雅仁を見守る通憲は残念でしたがw
ドラマとは関係なく、翔太が優作に似てきたことに感動。
清盛は、今まで自分をフォローしてくれていた親友を諌める側に回ったわけで。
しかも待賢門院に直訴してまで・・
お互い親友と認めあい、でも去っていく義清。
義清が何と言っても「うるさい」としか言えない・・切ないですね。
でも、気持ちはわかるが殴りすぎだw
今回もMVP、
庭の水仙は刈ってしまってもやはり水仙が愛しい鳥羽院、
(「最早私の心にはさざ波一つ立たぬ故」←思いっきり立ってるやんw)
庭に残った水仙に涙する待賢門院、
水仙が象徴するこの二人の捩れた愛憎描写も素晴らしかったのですが、
美形効果音のお約束も今回限り?の<<佐藤義清>>で。
中盤まではいい気になってた彼でしたが、
私は今まで愛を知らなかった(キリッ)とか、
嫉妬で我を忘れての狼藉とか、やってくれました「娘を足蹴」とか。
今まで感情的になることのなかった彼の激情に一票です。
ラストで歌を詠む声がこれまでになく哀切で、
義清の苦悩と覚悟とこの世との別れを思わせる絶唱でした。
髪を切って頭を振るスローモーションは、まあ、美形の特権てことで。