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学習院大学のシラバスより
URLﾘﾝｸ(syllabus.gakushuin.ac.jp)
●※日本文学特殊研究（大学院）
--院政期の言説・男色家藤原頼長『台記』--
授業の目的・内容
左大臣藤原頼長（1120～1156）の漢文日記『台記』の、主としてホモ・セクシャル関係の記事を読むことにより、院政期（平安時代末期）における言語状況の一端を解読してみたい。
平安時代は一般に「女流日記文学」や「物語文学」の時代などと評されているが、それは厳密には女流文学サロンを母体とした藤原摂関時代（平安時代中期）の文化である。
摂関時代から院政期への転換期に生じた文化的地殻変動を『台記』からうかがってみたい。
授業計画
1～4 頼長の男色ネットワーク
5～8 頼長と院政
9～12 女の問題
13～16 頼長の自己破綻
17～20 漢文日記の論理
21～24 院政期の男文化
25～26 その後の男色文化
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ちなみにこの講義をされている方、現在の学習院大学文学部長だそうですｗ