12/02/06 00:41:51.85 Eo7mX4eK
・西海への山道を進む平氏勢。荷車(=じつは中に通憲)を苦労して引く鱸丸。
清盛 「代われ」 (鱸丸に代わって荷車を引く)
鱸丸 「清盛様…ありがとうございます。漁師にすぎぬ私をおそば近く置いてくださり、
かようなる大事なお勤めにまでお供させていただいて…ありがとうございます」
・大輪田の宿営に伊藤忠清の一行がやってくる。
忠清 「伊勢の忠清、ただ今馳せ参じましてござりまする!」
家貞 「やかましい!静かにせぬか! …これまでの戦と違うゆえな。安芸の海に
近づくにつれ、みな不安が大きゅうなっておるのだ」
(この言葉があったから、忠清は鱸丸の言葉を「不安を煽る」とやめさせようとした)