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「平清盛」題字 書家の作品展URLﾘﾝｸ(www.nhk.or.jp)
ＮＨＫの大河ドラマ「平清盛」の題字を書いた金澤翔子さんの書を集めた展覧会が、２１日から広島市のデパートで始ま
りました。書家の金澤翔子さん（２６）はダウン症で、５歳の時から書家で母の泰子さんのもと書道を習い始めました。
これまで各地で個展を開いたり本を出版したりして活躍しているほか、ことしのＮＨＫ大河ドラマ、「平清盛」の題字を担当
しています。広島市中区のデパートには、金澤さんが書いた書の作品およそ６０点が展示されています。
このうち大きく力強い文字で「共に生きる」と書かれた作品は、東日本大震災で被災して寒そうにしている人たちの様子
をテレビで見た際に、みんなの心を温めようという気持ちを込めて書いたということです。
また、「平和」と「厳島」は、広島をイメージして書かれた作品です。
会場を訪れた女性は「崩された文字の中にも安定感と重量感があり、すばらしいです」と話していました。
金澤さんと母の泰子さんは「書を見てみなさんに喜んでもらい、元気になってもらいたいです」と話していました。
この書展は今月２６日まで広島市中区の広島三越で開かれています。