11/12/08 16:14:30.81 9tgNoxwy
>>299
ただね、時政が牧の方と結婚したのは頼朝の挙兵後とみられているし、
平賀や公家に嫁いだ娘は晩年の子ぽい。
政範が叙爵したのは実朝の時期。
頼朝、実朝の外戚の地位を勝ち取らなきゃ不可能なことだったのでは？
潜在的に上昇可能な家系ではあったかもしれないけど。
ただ気になるのは従二位の奥さんが当時無位無官の娘だったのは東国ならとにかく、都の人から見れば奇異にうつったのではないかとも思われる。
それから頼朝は北条との縁は自分一代で終わらせるつもりだったとも言われている。
範頼、義経の妻は比企尼の外孫、門葉筆頭の平賀義信の妻は比企尼の娘、頼家の妻は比企の娘。
外戚の地位を外されかかった時政が頼朝の死後色々画策したのはこんな背景があったとも。
頼朝の家系は確かにやたら持ち上げられてるだろう。義朝が一生懸命成り上がったが、為義は検非違使どまり。都では大したことがない家系。
ただ公卿になった段階の頼朝の正室には政子は身分的には不釣り合いと写る人もいたかもしれない。