14/02/10 20:18:57.79
元記事が無かったんで
取りあえず抜き書き
スポーツ報知>コラム>城田憲子の「フィギュアの世界」
日本のメダリストのコーチたち~都築章一郎編(5)
城田「みんな先生の、反骨精神からスタートしたこと。おっとりしたお坊ちゃん、お嬢さんが多いフィギュアスケート界では、
なかなか先生のようにがむしゃらにやる方はいなかったな、と今は思うんですよ。そしてその流れの中で育ってきて今、先生が臨時コーチ的に教えているのが、羽生結弦選手」
都築「そう。彼がノービスのころまでは僕も仙台にいましたので、少し練習を見ていたんです。
それが今回、未曾有の出来事(東日本大震災で仙台のリンクが被災し、現在閉鎖中)があって、今、僕が教えている東神奈川のリンク(神奈川スケート)に来ることになりまして」
城田「彼は本当に、リンクがなくなったからといって、絶対にあのまま終わらせてしまってはいけない選手。
私も今まで選手たちを見てきて、いいな! と思ったのに伸び切らなかったもったいないスケーターがたくさんいましたが。でも彼は、そんなことになったら絶対にいけない。もう動きからして半端ではない、極上の選手ですよ」
都築「はい、私もたくさん選手を見てきましたが、羽生くらいすべてが整っている選手はいない、と思っています。それほどの選手です」
城田「ですから、きちんと環境を整えてあげて、スポンサーも探してあげなくては。
氷の上できちんと戦っていけるように、指導者にしても振り付けにしても、どんどんいいものに接するチャンスを与えてあげなくちゃいけないと思うのです」
都築「本当に、またかつてと同じように、日本の皆さんみんなの力をお借りして、
なんとかみんなで羽生を育ててもらいたいな、と思っています。今、かつて佐野に言ったことと同じことを、羽生に言ってるんですよ。
『おまえは世界に羽ばたくんだよ!』 と(笑)。今になってまたそんな言葉がかけられる選手が出てきてくれて、
私は幸せなコーチだな、なんて思いながら、彼の練習を見ているところです」
城田「今回はロングインタビューありがとうございました。都築先生のますますのご活躍を期待しております。」
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