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【ロサンゼルス堀山明子】麻生氏の発言に抗議していた米国のユダヤ系人権
団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・ロサンゼルス)の
エイブラハム・クーパー副所長は1日、毎日新聞との電話インタビューに応じた。
麻生氏の発言撤回コメントについて「民主主義プロセスの重要性を話すなら、
なぜナチスを例示したのか、今もまだ不可思議だ」と述べ、追加説明を促した。
「麻生氏の発言撤回は妥当であり、安倍政権が内閣として(ナチスを肯定しないと)
公式見解を示したことは非常に重要だ」と一定の評価をしたうえで語った。
麻生氏がコメントで、国民的議論が欠落した「悪(あ)しき例」としてナチスに
言及したとする説明について副所長は「(講演で)正反対のことを話そうとした。
もう少し説明してもらいたい」と割り切れない心情を示した。
また、日本維新の会の橋下徹共同代表が1日、麻生氏を擁護する文脈で
「行きすぎたブラックジョーク」との認識を示したことに対し「到底受け入れら
れない。広島、長崎、ナチス、大虐殺でジョークが入り込む余地はない」と
批判した。
同団体は1977年設立。反ユダヤ主義を監視し、ホロコースト(ナチスに
よるユダヤ人大虐殺)の教訓を伝える活動を続けている。95年には文芸春秋の
月刊誌「マルコポーロ」がホロコーストを否定する記事を掲載したとして抗議
し、同誌は廃刊となった。毎日新聞
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