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◆那珂川町、防災マップ作製し全戸に配布
【那珂川】東日本大震災を受け地域防災計画を見直した町は、住民向けの
防災ハンドブックと防災マップを作製し、町内全戸に配布した。
同ハンドブックでは地震や風水害だけでなく、茨城県東海村の日本原子力発電
東海第2原発から50キロ圏のため原子力災害への対応を盛り込んだのが特徴。
大震災の教訓を受け町は、防災計画を見直す庁内検討委員会を設置。
「災害に強いまちづくり」を掲げ、「自分たちの地域は自分で守る」との方針の下、
町防災会議を経て、同ハンドブックと防災マップを作り、保存版として全戸に配布した。
同ハンドブックはA4判21ページ。「地震」「風水害」「火災」「原子力災害」の項目に
分け、発生のメカニズム、避難の仕方や防災対策、二次災害の危険性などについて紹介。
特に原子力災害では放射性物質を拡散させる「放射性プルーム(放射性雲)」や、
外部被ばくと内部被ばく、被ばく予防の安定ヨウ素剤などを説明。
災害全般では、自主防災組織など、日ごろから地域活動の重要性を説き、町内40カ所の
避難場所の連絡先と住所を掲載している。
防災マップはA2判ほどの折り畳みタイプ。町内を小川地区と、馬頭地区の東、中央、
南、北の5エリアに分け、約500の危険箇所について県指定の土砂災害警戒区域や
浸水想定区域として色分けで表記。避難の心得や避難勧告発令に伴う行動指針も記載した。
下野新聞 2013.06.12
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