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【ワタミ】”郁文館夢学園”の渡辺美樹理事長「生徒の為に死ねない教師は要らない、どうぞ辞めて」 2年で3割の教師が辞める
今夏の参院選に自民党公認で出馬する渡辺美樹・ワタミ会長が
理事長を務める学校法人「郁文館夢学園」で、生徒に反省文100枚
を書かせるなどして、退学者が相次いでいることが週刊文春の取材でわかった。
渡辺氏は2003年、破綻寸前だった郁文館高校・中学の経営再建に
名乗りをあげ、理事長に就任。渡辺氏は、「私たちの学校経営は
先生が生徒のために死ねる経営です。その経営についてこられない人
はどうぞやめてください」と全教職員に話し、教員に携帯電話番号を
生徒に教えさせ、「365日24時間電話していい」と伝えるよう求めた。
また、給料削減を実施するなどした結果、2003年から2年間で100人
弱の教員のうち30人が退職した。
問題を起こした生徒に対しては、400字詰め原稿用紙100枚の反省文を
書かせ、提出するまでは授業を受けさせないなどのペナルティを与え、
反省文を書きたくなくて転校する生徒もいたという。今年3月に郁文館中学
を卒業した生徒によれば、一学年約160人のうち10人以上が退学している。
郁文館は次のように回答した。
「(2年で30名の教師が退職したのは)事実です。(今年卒業した中学生で)転退学
したのは14名です。(100枚の反省文を書かせるのは)二度と同じ過ちを繰り返さ
ないという気持ちになってもらいたいと考えているからです」
渡辺氏にも取材を申し込んだが、回答はなかった。
2013.06.19 週刊文春 URLリンク(shukan.bunshun.jp)