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23日、日本の右派団体の船舶10隻と日本海上保安庁の巡視船
10隻が釣魚島(日本語名称:尖閣諸島)海域でトラブルを起こした。
日本巡視船の妨害にも関わらず、中国海洋巡視船編隊は日本の
右翼勢力を追い出し、釣魚島海域での巡航を継続している。
軍事専門家の羅援少将は「中国は現在、(四川地震の)救援活動を
行っている。日本のこうした手法は意地が悪く、人間性を欠き
非人道的なものだ」と指摘した。
羅援少将は、「日本の右翼勢力80数人が『漁業視察』を名目に
釣魚島に来て、日本海上保安庁がこれを守るという構図だった。
表面上は民間の行動だが、実際は政府の色がついたもので、
中国の領有権をあからさまに揺さぶろうとするものだ」と指摘した。
羅援少将はまた、「日本のこうした手法は非人道的すぎる。
中国が震災の救援活動を行っている現在、日本はこれに
乗じて釣魚島で悪意をもってトラブルを起こした。
危ないサインと見なすべきだ。今回は漁業視察が名目だったが
今後はそれ以上に多い口実を持ち出すだろう。
日本の動向にわれわれは警戒感を高めなければならない」と述べた。
羅援少将は「安倍晋三首相は裏表のある手法を使っている。
中日関係で平和が何よりも大事だと主張する一方で、
中日間の緊張に拍車をかけ、挑発を続けている。
これは偶発的な出来事ではない。日本の右翼勢力80人が
釣魚島海域でトラブルを起こすことと、国会議員168人の
靖国神社参拝は足並みのそろったものだ。
これらの問題を関連付けてみれば、日本の右傾化傾向と
密につながる組織的、計画的、協力的なものだと言える」と指摘した。
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