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◆「原発ゼロはうそつき」 「増税ひとすじ」 民主演説に聴衆ヤジ
民主党代表選の各候補は十九日、JR新宿駅前で初の街頭演説を行った。
代表選で唯一の街頭演説。原発ゼロを後退させる閣議決定の日と重なった
こともあり、聴衆からは激しいヤジが飛んだ。
街頭演説には、沖縄訪問のため欠席した原口一博元総務相を除く三人が参加。
野田佳彦首相は原発に関し「過去に原子力行政を推進したのは、どこの政権か。
自公政権ではないか」と自民、公明両党を攻撃。二〇三〇年代に原発ゼロを
目指すことを盛り込んだエネルギー・環境戦略に触れ「政府として原発ゼロ社会を
目指すと決めた」と理解を求めた。
だが、聴衆は「うそつき民主党」「増税ひとすじ」といったプラカードを掲げ「帰れ」
などと怒号を飛ばした。
最もきついヤジを浴びた首相の演説中は「原発ゼロ」コールが続いた。
鹿野道彦前農相と赤松広隆元農相も「民主党は原発ゼロを目指すと決めた」と
強調したが「だったら閣議決定しろ」という声も上がった。
民主党は当初、現職の首相を抱える警備の問題を理由に街頭演説を予定して
いなかった。
しかし、自民党総裁選が全国十九カ所で街頭演説を行う日程のため、党内から
「政権与党も国民と触れ合うべきだ」との批判が噴出。急きょ実施を決めた。
(清水俊介)
東京新聞 2012/09/20
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