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”ネットバンク不正送金、中国人留学生が引き出し役
「楽なバイト」と供述 警視庁が大学に指導要請”
インターネットバンキングの不正送金による被害が相次いでいることを受け、警察庁は1日までに、
中国人留学生が「出し子」と呼ばれる現金の引き出し役を担うケースが目立つとして、
留学生を受け入れる大学側に指導を徹底するよう要請した。
警察庁によると、昨年のネットバンキングの不正送金による被害は約3億円で過去最悪。
不正送金先の約9割に当たる220口座が中国人とみられる個人の名義で、警察は6事件で
中国人14人を逮捕した。出し子をやった留学生らは報酬を得ており「楽なアルバイトだった」
などと供述したという。
こうした事態を受け、警察庁は日本私立大学団体連合会や公立大学協会に
「留学生が甘い誘いに安易に応じることのないよう、大学がガイダンスなどで指導してほしい」
と申し入れた。
日本経済新聞
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