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◆尖閣衝突で船長裁判打ち切り
尖閣諸島沖で、漁船を海上保安庁の巡視船に衝突させたとして中国漁船の
船長が強制的に起訴された事件で、中国に帰国した船長に対し、那覇
地方裁判所が送付した起訴状が届かなかったことが確認され、裁判は
一度も開かれないまま、手続きが打ち切られました。
中国漁船の※セン其雄船長(42)は、おととし9月、沖縄の尖閣諸島沖で、
漁船を海上保安庁の巡視船に故意に衝突させたなどとして、検察審査会の
議決によって、ことし3月、公務執行妨害などの罪で強制的に起訴されました。
船長は釈放されてすでに中国に帰国しているため、那覇地方裁判所は
法務省を通じて、中国側に起訴状を船長に届けるよう協力を求めていました。
起訴状は2か月以内に本人の元に届かなければその効力が失われますが、
関係者によりますと、中国側から連絡があり、起訴状が期限の16日午前0時
までに届かなかったことが確認されたということです。
このため、那覇地方裁判所は、裁判を一度も開かないまま、手続きを
打ち切る決定をし、検察官役の指定弁護士に伝えました。
これについて検察官役を務める指定弁護士は「起訴状が届かない事態は
ある程度想定していたが、今回の決定の内容を十分検討した上で、
今後、船長を改めて起訴するかどうか判断したい」とコメントしています。
NHK 2012年05月17日 20時35分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)