12/05/13 22:41:38.19 0
中国が領有権を主張している沖縄の尖閣諸島を東京都の石原知事が購入する
考えを表明してから初めての日中首脳会談が行われ、中国の温家宝首相は
「核心的利益と重大な関心事項を尊重することが大事だ」と述べました。
これに対し、野田総理大臣は尖閣諸島は日本固有の領土だと明確に
伝えたうえで「この問題が日中関係の大局に影響を与えることは
望ましくない」と述べました。
北京を訪れている野田総理大臣は、日本時間の13日夕方、およそ1時間
にわたって中国の温家宝首相と会談し、会談の前半は少人数で行われました。
後半の全体での会談の冒頭、温家宝首相は「少人数の会談で、私たちは
重大な問題について突っ込んだ意見交換を行った。双方は相互信頼を
増進させ、両国関係の健全で安定した発展を推進すべきだ」と述べました。
これに対し、野田総理大臣は「日中がともに発展し、地域・国際社会でさらに
建設的な役割を果たすことが重要だ」と述べました。
今回の日中首脳会談は、尖閣諸島を東京都の石原知事が購入する考えを
表明して以降、初めてで、温家宝首相は「核心的利益と重大な関心事項を
尊重することが大事だ」と述べました。
これに対し、野田総理大臣は、尖閣諸島は歴史的にも国際法的にも日本の
固有の領土だと明確に伝えたうえで、「この問題が日中関係の大局に影響を
与えることは望ましくない」と述べました。
さらに、野田総理大臣は「尖閣諸島を含む海洋における中国の活動の
活発化が日本国民の感情を刺激している」と述べ、中国側の対応を批判しました。
また、野田総理大臣は、中国の盲目の人権活動家、陳光誠氏を巡る中国政府の
対応を念頭に「国際社会の基本的かつ普遍的価値の一層の理解と協力のため、
日中人権対話などを活用して協力していきたい」と述べました。
NHK 2012年5月13日 動画あり
URLリンク(www3.nhk.or.jp)