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◆自衛隊、米テニアンに駐留=南西諸島防衛で共同演習-政府検討
政府は18日、北マリアナ諸島の米自治領テニアンに自衛隊を駐留させ、
米軍との共同訓練や演習を行う方向で検討に入った。
朝鮮半島情勢の緊迫化や海洋進出を進める中国の動きを念頭に、
南西諸島の防衛強化が目的。
今月下旬に発表する予定の在日米軍再編見直しの中間報告に
盛り込む方向で、米側と調整する。
テニアンは、米太平洋軍の主要拠点であるグアムに近い。
現在、陸上自衛隊の西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市)が年1回、
米海兵隊とサンディエゴで共同訓練を行っている。
テニアンに拠点を持てば、南西諸島防衛に共同対処する米第3海兵遠征軍
(沖縄県うるま市)との訓練が可能になる。駐留に伴い、日本側はテニアン
にある米軍基地・施設の整備費を一部負担することも検討する。
自衛隊の海外駐留は、ソマリア沖の海賊対策のためのアフリカ東部ジブチの
部隊のみだ。政府は駐留目的を訓練や演習に限定することで、憲法が禁じる
海外での武力行使には当たらないとの立場だが、自衛隊をなし崩し的に
海外に派遣することにつながるとの批判が出る可能性もある。
(2012/04/18-13:43)
時事通信 2012年04月18日
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