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◆「阿久根市になっては…」議会リコールの動きに
茨城県かすみがうら市の臨時市議会は29日、宮嶋光昭市長が再提案した
市職員給与の削減条例案を反対多数で否決した。
宮嶋市長は否決後、報道陣に「5月連休明けにも議会の解散請求(リコール)
の署名を集めたい」と述べ、支援団体「かすみがうら市を元気にする会」
とともに、地方自治法に基づくリコールに動き出す意向を明らかにした。
市職員給与の削減案は、16日まで行われた定例会で否決されたが、
震災復興と厳しい財政に対応するため再提案した。
反対討論に立った古橋智樹氏(無所属)は「組合との合意が成立していない。
労使協議を無視した鹿児島県阿久根市のようになってはならない」、
岡崎勉氏(無所属)は「市長が定例会中に各議員宅を訪れ、
『可決しなければ議員をリコールする』と伝えてきた。明らかに
議員を脅す行為だ」と述べた。
宮嶋市長は2010年7月の就任以来、議会との対立が続いている。
公約の中学3年までの医療費無料化の拡充や人件費の削減など、
市長提案の条例案は約30件が否決されており、「行政改革が進まない」
とリコールの検討に至ったという。
議会解散の賛否を問う住民投票は、有権者の3分の1にあたる
約1万2000人の署名を集める必要がある。
(2012年3月31日12時58分 読売新聞)
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