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火災起こしたロシア原潜、核兵器搭載していた
ロシア北部ムルマンスク州の修理用ドックに係留されていた戦略原子力潜水艦
エカテリンブルクで昨年12月に発生した火災で、露有力週刊誌ブラスチは13日、
原潜は当時、核弾頭を装着した弾道ミサイルや魚雷を搭載したままだったと報じた。
複数の海軍関係者の証言として伝えた。
国防省は当時、弾道ミサイルなどは取り外していたと説明しており、ロシアの核兵器の
安全管理や情報提供のあり方が問われそうだ。同誌は「(消火までの)一昼夜、ロシアは
チェルノブイリ原発事故以来の大事故に見舞われる瀬戸際にあった」としている。
火災では、火元とされる船首外側に組んだ木製足場のほか、同艦外殻を覆う
消音用ゴム製タイルも燃えたとされており、近くに魚雷が格納されていたという。
(2012年2月15日19時16分 読売新聞)
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