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サリン、炭疽菌…拡散予測システム開発へ
防衛省は新年度から、テロや事故などで放射性物質やサリン、炭疽(たんそ)菌などの
危険物質が環境中に放出された場合に備え、汚染の拡大を予測するシステムづくりに
乗り出す。
24時間先までの汚染の広がりを5分ごとに地図上に表示し、浄化作業などにあたる
自衛隊員の安全確保や住民避難に役立てる。
原子力発電所などから漏えいした放射性物質の拡散予測は「緊急時迅速放射能影響
予測ネットワークシステム(SPEEDI)」があるが、他の危険物質の予測システムはこれ
まで国内にはなかった。危険物質は、まかれた場所が不明なことが多いうえ、
種類によって重さや蒸発のしやすさ、水への溶けやすさなどが異なり、拡散予測も難しい。
また、汚染が市街地で起きた場合、ビル風などの局所的な気象によっても、広がり方は
変わる。
(2012年1月28日14時36分 読売新聞)
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