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第一原発、廃炉は30~40年後…工程表を決定
政府と東京電力は21日、福島第一原子力発電所1~4号機の廃炉を検討する
中長期対策会議の初会合を開き、廃炉完了を30~40年後などとする工程表を決定した。
原子炉の下に溶け落ちた核燃料を取り出すという過去に例のない難題に取り組むため、
全工程を3段階に区分し、節目ごとに準備状況を検討する「判断ポイント」を設定した。
廃炉工程表は、今月16日の事故収束に向けた工程表のステップ2完了を受け、
経済産業省資源エネルギー庁と原子力安全・保安院、東電がまとめた。
第1期(今月~2013年度)では、まず4号機の使用済み燃料プールからの燃料取り出し
に着手。12年には、現在の汚染水処理装置では除去困難な種類の放射性物質を取り除く
新型装置を導入する。
第2期(13~21年度)では、全号機のプールからの燃料取り出しを終え、原子炉を冠水
させて溶融燃料の取り出しに移行。仮設配管をつないだ現行の汚染水処理システムを
原子炉建屋内に収まるよう小型化する。第3期(21~最長51年度)では、溶融燃料の取り
出しを完了し、原子炉や建屋を解体して現場を更地に戻す。
(2011年12月21日16時53分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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福島原発、技術開発並行し廃炉 政府・東電、中長期工程表
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