12/09/09 20:08:51.40 QTtyRO5t0
>>765
複素数は実数を含むより大きな数の分類で、通常の意味での大小関係(全順序)が定義出来ない。つまり正の複素数とか負の複素数なるものは定義されない。
それはそれとして、複素数の和や積は実数の範囲内に収まることがある。
しかしこれは当然複素数の範囲での演算になるので、実数の範囲で成り立っていた定理(任意の実数 x に対して x^2 ≧ 0 など)は最早適用出来ない。
実際複素数として x = i を採用すれば x^2 = -1 < 0 となる。