12/07/13 00:30:22.94 yLt1VPi50
Q最近の入試では出題される英文が長文化していると聞きますが対処する方法はありますか?
A確かに一時期そういった傾向がありました。ただここのところは、無意味に長い英文の出題に対して一定の
歯止めがかかってきました。大変喜ばしいことです
センター試験も初期の頃と比べると全体の語数は大幅に伸びているものの
所謂「長文問題」と言われる「総合問題」の長さ自体はそれほど変わっていません
個々の大学について分析するときりがないので止めますが
文章は一文ずつしか読めないのであって、速く読めるような方法などないと心得てください。
例えば日本語の新聞を読む速度を考えてみましょう
小学生の時に比べると新聞を読むのが速くなっているはずです
それは速く読む訓練をしたからではなく日本語の文章に接しているうちに
知らない単語が減っていき・・・という具合に読むための障害が
ひとつひとつ取り除かれていったからに過ぎません。
同じ新聞でも例えばプロ野球に興味がある人はスポーツ欄の記事は速く読めるが
そうでない人は遅い。政治面でも同じことが言えます
この現象はただ興味の有無だけではなく興味がない分野には知らない単語があるということが多いから
だと思われます。日本語ですらそうなのですから、まして英語ではやはり単語の知識が大切なのだ
ということも改めて思い知らされます
Q英文を速く読んだり全体の意味を即座に把握するような方法はありますか?
Aありません
繰り返しますが基本は一文一文読み進むことなのです
“全体”を眺めつつ“部分”を観ることはもちろん大切なのですが
このことは一文がきちんと読めないのに全体が読めるはずはない
という自明の理を否定することにはならないのです