12/05/01 08:44:27.20 KE+Tsdou0
784 :某塾英語講師 兼 ガラス細工職人:2012/03/26(月) 04:25:25.20 ID:A83pLslw0
テーマ別の本で、最初に売れたのは「英単語分野別(河合出版)」という本です。
この本は絶版になってしまいましたが、後発の単語帳に影響を与えました。
テーマ別の本には長所と短所があり、
長所は「芋づる式連鎖記憶」ができる点、短所は「なんとなくテーマから意味が類推できてしまう」点です。
テーマ別の本を使用する場合、たまに目次などでランダムチェックするといいかもしれません。
単語帳は【使う人にとって覚え易い物】がベストです。
ベストが人によって異なるんですね。
もっとも、このことは単語帳に限らず参考書全般に言えることです。
受験生はどうしても参考書の「内容」ばかりに目がいき、「実行率(定着率)」を意識しません。
参考書を選ぶときは、「内容×実行率(定着率)」を意識するようにしましょう。
例えば、有名な「英文解釈教室(研究社)」は「内容◎、実行率(定着率)△」という感じの本です。
英文解釈の参考書の中ではダントツに優れた内容なのですが、あれを完全吸収できる受験生はそういません。
ですから、下位互換の本で実行率(定着率)の高い本がオススメとなるわけです
(ポレポレ、100の原則、リーディング教本、100の技術etc・・・)。
参考書を選ぶときは「内容×実行率(定着率)」。
この基準は全ての受験参考書に有効なので覚えておくといいでしょう。