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運営上手な大学は、毎年の学費収入から少しずつ校舎建設費用をプールし、目標額達成年度に合わせて図面を引き
着工するから、たとえ特定の学部にしか新校舎が建たなくとも、特に建設費用という点での不公平感を芽生えさせずに済む。
しかし、早稲田大学にその種の計画性の絶無なことは、既に90年代の情報インフラ競争において、慶應のSFCに
完璧に してやられた事実からも明らかである。 この大学は、何をやるにも行き当たりバッタリな上
ドンブリ勘定しか出来ん “横着大学” だ! だから今回のように、短期間に急激に新校舎を建設するが如き無謀な
マネも仕出かしてくれる。 結果、その莫大な建設費用は、とても少しずつ貯めた資金でどうにかなるようなものではなく
一人頭、年間23万円というベラボウな額にまで上ってしまうのである。
問題なのは、計画的に備蓄したケースと異なり、費目として明記し徴収した以上、納める個々の学生に相応の
対価がバックされなければならない点であろう。 少なくとも、毎年23万円も払っているのだから、各学生は
それに見合うだけのものを受け取る権利がある。 無論、その費目に合致する内容でだ。 もし