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大学の個性をもっとちゃんと峻別したほうが、受験生のためだろう
① 慶應義塾大学
言わずと知れた日本私立大学の最名門で、あまり前面に押し出さないがイギリス型の経験主義にかなり近い
まずは市場や産業の現場を知ってから、アカデミックに帰納して一般法則を大衆社会に敷延しようとする
だから基本的に党派が無く、無頓着なほどに個人をほっぽらかしの傾向がどうしても残る
② 早稲田大学
入試問題をはじめイギリス志向を主張しつつつも、どうも独仏の大陸型合理主義に傾きがちな傾向がある
まずはモデル化と理論化を進め、そこから演繹して大衆社会を強引に誘導しようとしがちだが、それは常に党派の結束と勢力拡大を競ってきたためか
政党の精神性も残るが、マフィア的な強力な結社の着想すら強く、そのため余計に早稲田アイデンティティがいつも前面に押し出される
③ 上智大学
慶應義塾や早稲田のような実社会への責任を負わない、そのため学術的な特徴が希薄で、どこかの誰かをおそるおそる真似しているだけ
だから国内外への説得力がまったくないし、個人としての研鑽も党派としてのパワーも無く、ふーわふーわと浮いている
なんで存続し続けているのか誰にも分からない
④明治大学
なんにもしていない