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岐阜大に複合材料の研究所
航空機や自動車などさまざまな産業への活用が注目される「複合材料」を専門に扱う「複合材料研究センター」が岐阜大(岐阜市柳戸)に設置され、二日に開所式があった。
複合材料は、炭素繊維とプラスチックの積層でつくる「炭素繊維強化プラスチック」や鉄筋コンクリートなど、二つ以上の材料を組み合わせたもの。
元の材料よりも軽量で強度が高いなどの利点がある。
センターでは、工学部や応用生物化学部などの研究者三十八人がセラミックや繊維、木材、金属などを使った材料を研究開発。
シンポジウムなどで情報発信し、新たな材料を使いたい企業の技術相談を受けて共同研究を進める。
センター長の三宅卓志教授は「地域のものづくりに活用できるようなニーズに合った適材を提供したい」と開所式であいさつ。
県工業会の牛込進会長は「複合材料は手間はかかるが、発展途上国は簡単にはまねできない。技術を磨くことが大切になる」と話した。森秀樹学長や三宅教授らが入り口の看板を除幕した=写真。
センターの設置は、文科省の事業に採択された、県内のものづくり技術を成長産業分野へ展開する「ぎふ技術革新プログラム」の一環。
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