11/11/29 14:20:10.61 O2JCkX/m0
>>193
まず、3つの道がある
1、自分の専門を生かした研究職に就く。(たとえば工業化学で新素材の研究とか)
2、自分の専門を生かした研究職以外に就く。(学校教師とか)
3、自分の専門とは関係のない就職をする。
大半が2か3になる。大学学部卒ならどんな大学を出ていたとしても間違いなくまずこうなる。
院卒(修士課程修了)の優秀な人は1になることもありうる。
そしてたとえば、1と2の割合に関しては、もはや需要の問題であって、優秀かそうでないかは二の次になる。
たとえば理学部があまり就職有利ではないって思われるのは、1になるには非常に優秀でなければいけないのはもちろん、窓口そのものが狭い。
だいたい大学にそのまま残る(大学に雇われる、教授に気に入られる)ってのが理学部では研究職になる方法で、これが工学だとメーカーの開発部門っていう窓口もある。
そして2の場合はエンジニア、学校教師とかがこれにあたる。
結局工学部はエンジニアっていう需要が高い部門があるおかげで就職率はいい。就職率って言ったらこの2のことを言ってると言っても過言じゃない。
そして3、これはもう学部による差がない。個人の問題。
理学部の人が市役所の役人になったり、営業に回ってもなにもおかしいことはなくて、理学部はたいていこの3になると思う。
勘違いしちゃいけないのが、生活水準が 1>2>3 っていうことではないということ。
結局勉強なんてのはそもそも興味でやるものなんだから、勉強したことが職業に直結するってことのほうが少ないと思ったほうが良い。