12/04/13 00:23:15.84 +6NkJiJa0
>>479氏ではないですが。
飯田先生の300選シリーズは、どれも構文の網羅性に関しては700選には遠く及びませんし、
そもそも英文を構造的見地から体系的に配列した本でもありません。
しかし各単語の語法やそれに伴う微妙な意味の相違等に関しては300選シリーズのほうがきめ細かいです。
英文の難易度としては、英語構文基本300選>英作文基本300選≒英文法基本300選、といった感じで、
飯田先生の本は目次も含めて中身はどの本もだいたい同じ構成です。
ただ、飯田先生の英文法道場というブログを読んでいる人は周知のことだと思いますが、
飯田先生ご自身はなぜか700選のことをまったく評価していません。
どういう経緯があったのかは知りませんが、伊藤和夫先生ご本人のことも嫌っている?ようです。
個人的には伊藤先生のアプローチと飯田先生のアプローチは相互補完的だと思うのですが…。
結論としては、英作文基本300選で700選の代用はできないと思います。
十年以上前の古い本ですが、飯田先生の『精選英文法道場4択問題123×3』という本があり
この問題集は飯田先生の英文法のエッセンスが凝縮されているもので、
一題一題の問題に対する解説も、飯田先生の著作群の中では最も詳しいです。
理想的にはこの本で英文法をよく理解した上で、次に『新・基本英文700選』を暗記して、
その上で最近ここで話題になっている『例解和文英訳教本シリーズ』で仕上げる、というのが
ベストじゃないかと思います。
ただそこまで英語に時間と労力を費やせる受験生はほとんどいないと思いますが。