12/03/12 03:35:12.67 bXQoZoIM0
多分、「英語は訳さず嫁」ってのは、人によってその言ってる意味が異なってると思う。
俺なんかは、「英語のまま」=「英語の語順のまま」くらいに大ざっぱに解釈して読むようにしたよ。
それで十分速読出来るし、返り読みもせずに済む。
簡単に言うと、“I study English.”は「私、勉強する、英語を」みたいに読むってこと。
このとき、頭の中ではI=私、study=勉強する、といった具合に単発で訳してはいる。けど、語順はそのままだから、本当に訳さず読んだ場合と時間の差はない。
恐らく、よく言われる「訳さず読め」ってのはこの程度のことを言ってるんだと思うよ。
英文が長くなったりしても、基本的にこの読み方で通用する。
では例えば、もう少し複雑な文になったとして、
I am sure I met him somewhere, but I do not remember who he is.
をその方法で読むと、
「確かに、私、会った、彼に、どこかで、けど、私、思い出せない、彼が誰なのか」
となる。しかし、この場合、「I am sure」「do not remember」「who he is」を出くわした瞬間に塊で訳せないといけない。
ここで例文暗記がものを言うわけさ。ちなみにこの文は700選の153番ね。
以上が読解に於ける例文暗記の有効性。
英作文に於いては、元となる英文を導出する効果もあるが、
「昨年の今頃は大雪だった(700選の8番)」
We had a lot of snow about this time last year.
のように「昨年の今頃」みたいな、熟語帳には載っていないし簡単な表現ではあるが、試験で出されると意外と手こずるっていう表現を覚えるために有効。