13/03/08 16:07:00.06 BXlVbBWn
他人にはたいしたことないかもだけど
自分史最大上の衝撃だった
昔、祖父母の家の裏庭にほったて小屋があって
A田さんというお婆さんが一人で住んでた
身寄りの無い可哀想な人だから住ませてやっていると
祖母からそう聞かされていた
祖父母と住んでる従兄弟はよく小屋に出入りしていたけど
自分は人見知りだったから
顔を合わせたら挨拶する程度だった
そのうち大きくなって、引っ越ししたこともあって
祖父母宅に行くことが減った
働きだしてからはますます足が遠のいた
そしてある日
会社に母からA田さんが亡くなったと電話がかかってきた
通夜と葬式の準備があるからすぐ帰ってこいと言う
面識はあるし優しいお婆さんだったからお葬式にはもちろん出るけど
身内でもないのに早退はさせてもらえない
仕事終わってからじゃだめなの?と聞いたら
「なに言ってるの、A田さんはひいおばあちゃんでしょ」
あまりにも衝撃的過ぎて大声で「えっ!!」と叫んだ
そんなこと聞かされたことないし
父も親戚も祖母もA田さんと呼んでたし
そんな相手が自分の曾祖母だとは思わないよ...