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小学生の時、近所のお母さんたちのおしゃべりの輪に入るのが
楽しみだった。お母さんといってもおしゃれな20代の人たちで、
「○○ちゃん、○○ちゃん」と構ってもらえるのがうれしかった。
しかし、母はそれを快く思わず「陰で何言われるかわからないん
だから、やめなさい！」と怒られ、以後やめた。
人生を楽しんでる若い母親達と、苦虫を噛みつぶしたような顔で
毎日小言を繰り返す我が母。今から考えると、母は、私が彼女ら
と一緒になって楽しむのが我慢ならなかったんだろう。
こうして、不幸な母は、娘が幸せにならないように、ならないように、
足を引っ張っていく。