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自転車の数百倍以上他者に対して危険で、公害性も高く、免許制な乗り物である乗り物= 【自動車】 であるが、その実態は
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■日常的風景
老夫婦が横断歩道のところで立ち止まっている。クルマが次々と目の前を走りすぎていく。
自動車の流れが途絶える瞬間を見計らって二人はあわてて道路を横断していく。
横断歩道とは、歩行者がクルマの途切れるのを待つための場所なのである。
いわゆるRV車の鼻先、ちょうど子供の頭くらいの高さに、異様なバーが取り付けられている。
野生動物が飛び出してきたとき、これをはねのけてクルマの安全を守るショックアブソーバーだ。カンガルーバーと呼ぶ。
ちなみに日本にカンガルーが飛び出してくる道路は無い。何を跳ね飛ばそうというのだろう。
六0キロ制限の表示のある国道。一00キロ近い速度で他のクルマを抜き去っていくスポーツカーがいる。
ドライバーはカーレーサー気分だ。彼にとって道路は自由な遊び場であるが、もし、子供達が同じ道路で野球をして遊んでいたら、彼はクラクションを鳴らして子供達を追い払うことだろう。
日本全国のどこか。毎日二人の子供が、自動車事故で殺されている。
毎日どこかで通り魔が出没して子供を殺すようなことがあれば、大きな社会問題になるのだろうが・・・・。
こうした風景は、我々にとって、ごく日常的なものでしかない。
■自動車という交通システムの欠陥性
もちろん、現在の交通戦争とも言うべき悲劇的事態に対して、様々な立場から様々な提案が行われている。
ただ、一番の問題は、どのような規則が整備されたとしても、それが遵守されなければ一切無意味だということである。
自動車の進行を強制的に制御することのできる、鉄道のATMのような安全装置は存在しない。
我々は日常的に、クルマによる信号無視、一時停止違反、車線変更違反、スピード違反、違法駐車の光景を目にしている。