12/05/04 20:56:46.93 Z/4bfheE
俺の仕事の元請け会社の社長の話
業界全体が厳しい中、小さな会社で社員数ギリギリで業務をこなして、誰か一人休むとその分確実に仕事に穴が空く様な状態で
全社員の指揮を取って、自分自身インフルエンザにかかろうが親戚に不幸が有ろうが
必ず出社して仕事をこなして来たガチガチのシゴト人間の社長
それを分かっている従業員も当日欠勤率０で十何年もやってきたプロ集団
何があろうが日曜祭日の休み（業界はカレンダー通りの休み）に持ち越してそこで個人の用事は済ませて来た
その社長が半年前末期癌で入院することになった。
見舞いに行った俺に社長は「俺が死んでも通夜も葬式も来なくていいから仕事に穴空けるなよ！うちの従業員にもそう言ってある」
まあ、そうは言われても俺も社長の所の従業員も尊敬する社長の通夜と葬式には駆けつけるつもりだったよ
ただ、確かに社長の言う通り仕事に穴を空けたら、即切られる業界だってのも分かっててどうしたものかと常々思っていたんだけれども
その社長が今日亡くなった 明日明後日にお通夜と葬式がある
お陰で俺もアナタのとこの従業員も明日と明後日のお通夜と葬式は不義理をせずに済みそうです
小さな会社だから、確実な信用を得る事が生き残る道だといい、どこの
従業員と関係者の仕事の邪魔をしない様、自分の死ぬ日に今日を選んだ社長の武勇伝