12/06/02 20:46:22.82 MtNYLqmq0
・評論の読解法について
*基本的な手順
・まず、くり返されているキーワードは本文のテーマ、筆者が重要視していることが多いのでチェックしておきましょう。
・段落冒頭などの接続、指示語によってあとの文章の内容が決まってくるので意識してチェック
初めのころは○で囲んだり、色分けしながら線を引いてください。
時間はどれだけかかってもいいです。(復習のときに時間を決めて解くので)
・論旨展開パターンと発見ポイントについて
そもそも論というのは【要旨であり、筆者が重要とする内容】のことです。
ただし、物事の本質や原理を説く一般論であり、筆者の意見のまとめでもあるのでイメージしにくいものです。
それを補足するためのものが例であり、【論の証拠となる事柄や事実】を示してくれます。
なので、論が要旨であり、論を把握するために例を活用していくとわかりやすくなっていくと思います。
*例は「たとえば」などから始まるので()をつけてチェックするといいかも。
*論→例→論という展開がセンターには多いと思います。
★基本的な表現
・対比・対立関係
対照的な二項を比べながら論じるやり方です。どちらが主題なのかはチェック。
筆者の評価や立場がはっきりと表れやすいので二つの違いに注目しながら要旨をつかみましょう。
~対比の見つけ方~
1.しかし、だが、けれども、などの逆説表現
2.一方で、他方では、これに対して、などの対比表現
3.~とは違い、~とは異なり、などの差異表現
この3つが主。
Aではなく、むしろB
Aであって、Bではない
という表現や
AよりもBである
Aというより、むしろBである
という表現もありますので注意。
筆者によるプラスマイナスの表現がかなり表わされるので、前後の文は要チェックです。
続く