12/11/04 21:48:56.05 G7oiJFns0
>日本だと何とか話し合いでストを回避することが多いので
少し違うな、日本企業で労組が組めるのは大手企業が大半で(法規上では十人レベルの零細でも可能だが
それらが繋がる形で労連が出来上がる。言い方を変えれば労組・労連が組めるのは大手クラスのみ
弱点は、企業単位ごとに切り崩しが行われ事。例えば聞いたことはないだろうか?労組幹部になることが
出世コースになっている企業が結構あるのを?これは会社側に取り込まれたいわゆる御用労組の事である。
これが赤い貴族だの労働貴族だのと言われる所以で、話し合いという茶番でもって馴れ合いの労使間の交渉が決定され
ストライキが日本から殆ど無くなった要因の一つである。
で、海外の労組は大抵の場合、企業の枠を最初から取っ払った企業横断型の労組が組まれる(日本での労連に近い
これは使用側の切り崩しが難しく、結束力が強く、規模の大型化も容易で、交渉が決裂すれば業界単位のストで
大きく影響が及ぼせる。この辺は企業単位で考える日本人労働者と、業界単位で考える諸外国の労働者の思考の違いかもしれない。
見方を変えれば、日本人労働者は使用側にとって良く調整された汎用ロボットともいえる、社畜とはよくいったものである。