12/05/18 14:35:04.53 k9ExfE0+
2003年に中田ヤスタカがサウンドプロデュースに付いて以来、役割分担の線は明確に引かれている。
J-popにエレクトロハウス・チップチューン・渋谷系の要素を調合して何層にも重ねあわせた、中毒性のあるサウンドを中田が作り、Perfumeがパフォーマンスを司る。
「レーザービーム」のアシッドなデジタルフック、「チョコレイト・ディスコ」で間断なく鳴り響くビットクラッシャー処理されたベース、
そして「ポリリズム」のポリリズム、これらは中田の手によるものだ。
アートと職人芸の結びつきが、物足りない感を醸し出す。
このいわば一種の「装置」の前面に立つのが、Perfumeである。
先週の武道館のMCで彼女たちは、中田が自身のユニットcapsuleの曲作りをしているときの
科学者チックな超然とした佇まいについてジョークを飛ばしていた。
そして客はそれを幸せそうに見入っている。
記者は、客席の中に中田のコスプレをした男性がいるのを少なくとも2人、発見した。
金髪のかつらを付け、capsuleのTシャツを着ていた。