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【拡散】栃木の名門校、作新が野球部部長を解任 秋季県大会は出場【歓迎】
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(9月6日 朝刊)
作新学院高の硬式野球部員で２年生の男子生徒（17）が全国高校野球選手権大会の期間中に強盗容疑などで逮捕
された問題で、同校は５日、岩嶋敬一部長（49）を解任し、小針崇宏監督（29）に厳重注意を言い渡した。生徒は８月21日
に自主退学。15日開幕の秋季県大会への出場は認められた。
日本高野連は同日の審議委員会で同校に対して厳重注意処分を下すとともに、秋季県大会については
「出場辞退に及ばない」と判断。この日、宇都宮市で行われた同大会の組み合わせ抽選会には小針監督らが出席した。
船田元理事長（58）は「被害者の心情をおもんぱかると内心じくじたるものがあるが、高校球児の心情を推し量り、
新チームの大会登録をさせていただくこととした」と説明。野球部については「練習の時間を削ってでも学校や駅周辺の
清掃作業などのボランティア活動を義務づける」とし、信頼回復に努める考えを示した。
後任の部長には同校保健体育科教諭の大塚孝前監督（50）が就任。小針監督は下野新聞の取材に「処分をしっかりと
受け止め、信頼を取り戻すための取り組みを徹底していくしかない」と語った。