11/12/15 22:31:53.74 hjnGMcNBO
前回の選考過程(参考)
第83回選抜高校野球大会は28日、出場校が決定した。21世紀枠の選考経過は次のとおり。
21世紀枠は9地区から推薦された候補校から、大館鳳鳴(東北・秋田)、佐渡(北信越・新潟)、城南(四国・徳島)の3校が選ばれた。
最初に推薦理由説明会を開き、各地区の理事長が候補校の推薦理由や特長を紹介。
この説明や推薦書などを基に特別選考委員15人が東日本(北信越、東海以東)の5校、西日本(近畿以西)の
4校に分けてそれぞれ順位をつけた上で、集計結果も考慮しながら議論を進めた。
東日本では、佐渡、大館鳳鳴、遠軽(北海道)の間で意見が分かれた。
佐渡は苦労して練習試合に出向き離島の地理的困難を克服したり、
60条の「野球部心得」に基づいた人間力向上の取り組みが支持された。
大館鳳鳴は昨秋県大会優勝などの実績や、除雪ボランティアなどを通じた地域への貢献を評価された。
遠軽は選出されれば史上最北の甲子園出場校となる極寒地での奮闘が好感を得た。
意見の集約が難航したため再投票を行った結果、佐渡が選ばれた。
西日本では、城南と西都商(九州・宮崎)が支持を二分。
城南は多くの部員が生徒会や学級の役員など学校生活でも先導的な役割を担う点や、
狭いグラウンドでの練習の工夫などが評価された。
西都商も口蹄疫(こうていえき)の影響を受けた地域で部員12人ながら努力した点が共感を得たが、
最後は満場一致で城南に決まった。
地区を問わずに選ぶ残り1枠では、東西での議論対象になった3校について再検討し、
わずかに評価が上回った大館鳳鳴を選出。
遠軽と西都商が補欠となった。
(毎日新聞より)