14/02/23 23:38:19.95 aghfYd1H
この人作家になれるだろwww
949:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/23 23:48:53.58 653W51im
既に大作家じゃあないか。
950:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/24 00:24:43.80 tl2SIdRj
読みふけっちゃったよ、おい
過去ログとか誰か持っていませんか?
951:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/24 05:59:20.58 VWREK/Ah
壮大な生命の物語を見た
952:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/24 08:15:16.02 mkHwrG5b
>>950
>>98にそれまでの投稿が纏められたものがあるよ
953:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/24 11:32:52.97 okkGmYbU
ただし98を読わむと頭がおかしくなって狂竜化してしまうからあまりオススメはできない
954:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/24 14:44:08.89 dSYuW92G
シュレイド城で黒龍との決戦を終えた直後から
謎の悪夢に苛まれるようになり 仕方なくハンター稼業を引退して
天空山の麓に小さな庵を構えて 看板娘とひっそり隠遁生活したい
最初のうちは 有り余る時間の全てを看板娘と共に過ごせるというだけで
悪夢も気にならないほど楽しい日々を送れるけれど 症状は悪化の一途を辿り
抑えきれない殺意を抱えて 夜な夜な 黒龍装備に身を包んで庵を抜けだしては
天空山のモンスターを無下に殺戮してくるようになってしまう元ハンターさん
全身返り血に塗れて 申し訳程度の素材を抱えて戻ってきた元ハンターさんを見て
本当は殺したかっただけ と気付きつつも
まあ！ 今夜もごちそうですね！
ハンターさんは引退しても いつまでも私だけのハンターさんですね～
と さびしく微笑みながら 庵に迎え入れてくれる看板娘
やがて モンスターの話を出されるだけでも
身体中の血液が黒く沸騰するような 御し難い怒りが湧いてくるようになって
看板娘にもつらく当たってしまう元ハンターさん
会話が減った分だけ 互いの肉を貪り合う時間が増えていく二人
在りし日に輝いていた 看板娘の 闇を照らし出す知性も
ハンターさんの 闇を切り開く勇気も そこにはなく
やつれた二匹の獣が 出口のない迷路で互いの尾を追い回す姿が影絵に映るのみ
そしていくつかの季節の記憶を取り零した先 最期に意識が戻った瞬間に
黒い鱗だらけになった手で 看板娘の頬に伝う涙をぬぐいとり
赤熱する爪先で 涙粒が蒸発していくのを見届けた後 翼膜で二人の身体を包み込んで
その身に宿す獄炎を想いのままに燃やし 愛する者を溶かして一つになりたい
955:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/24 15:23:06.05 W45l/hdU
oh...
956:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/24 15:40:00.89 okkGmYbU
これからミラボ狩れなくなっちまうじゃねえかよ…
957:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/24 15:41:15.09 zZOKc3PJ
これが黒龍伝説の隠された結末なのか…
958:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/24 15:45:36.07 rSXavWe2
ちょｗこれってそのまま物語として使えるやんｗ
そして伝説へ
959:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/24 18:07:29.46 wHhDmaj2
俺が狩らなきゃ（使命感）
960:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/24 19:55:44.93 wLBYoWUA
これが>>950の末路である
961:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/24 20:59:28.63 t7K5BDNF
最高だよ(直球)
962:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/25 14:33:45.36 wGxHqkwi
いつもよりも もっとテンションの高い郵便屋さんから
ユクモ村にて祭り開催の報せを受け取って 我らの団の皆で遊びに行きたい
着いた時にはもう夜で 色とりどりの提灯の下 賑やかな雰囲気に包まれているユクモ村
火薬の焦げた匂いと 屋台の芳ばしい香りの混ざった 胸をくすぐるお祭りの匂いが
鳥居をくぐる前から漂ってきて 思わず一足先に駆け出していく加工屋の娘ちゃん
それに続いて 喧騒の中に紛れ込み 思い思いに散っていく団員達
もちろん ぽかぽか島の皆さんも一緒なので
やぐらを囲んで踊るアイルーの数は一気に二倍
立ち並ぶ屋台に混じって自分も店を開き いつものように忙しく働く料理長と
本来繋がっていないはずの景品を根こそぎ取って 紐くじ屋を破産させる竜人商人さん
ユクモ村の村長と意気投合して 働かずに飲む酒の旨さについて熱く語り合う団長
ハンターさんが 懐かしいアイシャさんやササユさんに挨拶して周っていると
金冠サイズの焼きオオモロコシを両手に持って いそいそと近寄ってくる看板娘
筆頭オトモが花火の点火を手伝っていた所 トレジィに尻尾を踏まれて火筒を倒し
イサナ船に向かって 水平発射される花火
そして 誰かさんがせっせと船内に溜め込んでいた粘菌に引火して 見事に爆発四散
宙を舞うルームサービスさん 声も出せずにがっくりと膝を付く加工担当
そんな光景を見ながら 隣で目を白黒させている看板娘の肩を抱き寄せて
また忙しくなりそうだね って微笑みたい
963:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/25 14:37:26.86 wGxHqkwi
おわり
今までありがとう～
まとめは近日中に出します
964:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/25 14:40:27.87 OF+KaGOR
こ、こういう普通的幸せがいいよね(動揺)
965:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/25 14:46:22.36 crhpAwOd
う、狼狽えるんじゃあない。紳士は狼狽えない。
966:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/25 14:56:42.12 o84qRT+A
彼が筆を置こうといつの日か必ず第二第三の気合いパンツが
967:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/25 15:21:49.91 thE6j+q1
>>963
うわあああ
いつか終わりが来るんじゃないかとは思ってはいたが…
毎日の楽しみが終わるのは寂しい
お疲れ様でした
968:名無しさん＠お腹いっぱい。
14/02/25 15:31:30.79 L5rZYTDn
お疲れ様でした
何時も14時30分にはソワソワして待っていました