10/12/18 01:53:53 thcN+q40
某企業の人事部にいたものですが、公務員の採用についても
聞いたことがあります。 採用側としては、
「その仕事がしたい人」よりは、「その仕事ができる人」
を選ぶのが基本でしょう。勿論、熱意も重要です。
では、役所において仕事ができる人とはどういう人か。
役所では、法律を中心とした業務が多く、大量の事務処理を
早く行う能力がなければ務まらないでしょう。
これは、学習能力との相関がどうも高いと思われます。
さて、コミュニケーション能力ですが、営業でもない仕事において、
コミュニケーション能力というのは、人と楽しく話す能力ではありません。
相手の話に対する理解力と、それに対する的確な返答、論理的に分かりやすく
伝える能力です。 この能力については、どうも法律をしっかり勉強した人間に優位性が
あるように思われます。勿論、例外も多々あります。
そうなってくると、東大法の学生が、役所に採用されやすくなるのが
頷けます。但し、入社してから期待を裏切られることは多々あります。
そういう人は、出世もしませんし、使い物になりません。
学歴は関係ないと思った方がいいです。 偏差値の一番高い東大法の学生を何故相当数落とすのか、
考えてみるといいかもしれません。
>522
公務員の筆記試験ですか、その成績で採用側は受験者の何を見ると
考えるでしょうか。(勿論、見るべき点はあるでしょう。)
採用というのは、大きな投資であり、短絡的には決めたりしません。
ましてや、将来ある程度の出世が約束されるのであれば、大変慎重になります。
仕事ができる人間をとりたいし、組織でうまくやっていける人間を
とりたいのです。
採用側に立ったつもりで、情報に踊らされず、自分で考えてみるといいでしょう。
仮に人事院から、成績のいい人を採用するような指令が出ていれば
分かりません。聞いたことはありませんが。