乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーを決めようぜ30at GGIRL
乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーを決めようぜ30 - 暇つぶし2ch87:総評2
12/03/16 20:39:23.62
強固な門番遙か5が立ちふさがり、これと戦うには大きなバグや詐欺でも無い限り太刀打ちできる作品なんて無い・・・と
思わせるまま
季節は巡り夏となった8月18日、このスレに波紋を呼んだ二つの作品が同時発売される。

クソゲー夏の陣、第一陣目「AMNESIA」
これはクセの強い主人公を出すことで有名なオトメイトが、「自己投影」に配慮して作った作品である。
そのため、デフォルトネームは存在せず、プレイ開始時は記憶を喪失していることでプレイヤーとの情報量を一緒にする
無色透明な主人公を作るという工夫がされており、雑誌やブログなどでセールスポイントととしてきた。
自己投影派を露骨に意識したゲームは少なく歓喜したプレイヤーは多いだろう。
しかし、蓋を開けてみれば「主人公の性格」をはじめとする宣伝とは正反対の自己投影への妨害しかないゲームであった


この主人公は記憶を取り戻すにつれて人格も取り戻していくのだが、そのクセがとても強く、自己投影出来るとは言い難

い。
先輩にも常に上から目線で説教をする弁えの無さ、
告白をしてくれた相手に対して偽の恋人を用意して逃げるといった不誠実っぷりという共感しがたい思考を持つ主人公で
あった。
では、主人公の性格が戻っていない期間は自己投影できるのかといえば、
主人公がその日の行動を考える権利はなく、常に一緒にいる妖精の指示に従うこととなる。
また、「記憶喪失がバレないように記憶喪失前の性格に基づいた行動をとらないといけない」というシナリオの性質上、

主人公の口調すら制限されてしまっているため、感情移入しづらい主人公を演じ続ければならない。
照れる攻略キャラが後ろを向き主人公の水着を披露したスチル、PSPデフォルトセーブ、標準よりはずっと遅いスキップ機

能、台詞と口パクがそろわなかったり、 メッセージウィンドウが表示されないバグなどシステム面でも不快な点は目立っ

た。
普段は意識していない客層を意識して、いつものオトメイトからの脱却を目指したのだが360度盛大に空回りを起こして
結局はいつものオトメイトに終わった。

クソゲー夏の陣 第二陣目「文明開華葵座異聞録」
こちらは、割と珍しい明治時代を舞台にしたトリップ物で、葵座と呼ばれる旅一座での水戸黄門を題材にした勧善懲悪の
話である。
快適性に定評のあるシステムもつHuneXがリリースする、この斬新な設定の乙女ゲームに胸を躍らせたプレイヤーはたくさ


いた。
その快適なシステムがカバーできないほどに退屈なトンデモシナリオが襲ってくるとは誰が想像できただろうが。
共通ルートがプロローグ以外では存在せず、最初から攻略キャラを選ぶ形式を採用しているにも関わらず、展開は完全に
一緒の金太郎飴シナリオである。
さらに、ルートが違うため既読スキップの範囲外という高速スキップも太刀打ちできないシナリオ運びとなっている。
プロローグでの「蔵でクラクラしちゃったー」や緊迫感のある戦いでの「合気道だけに、あー、いきどおりー」と主人公


親父ギャグを連発したり
決め台詞が「家紋、家紋!」とネタに事欠かない。
「どちら様もご笑覧あれ!」とパッケージにはあったが失笑しかできないような寒いネタが
「犬ってワンダフル」「妖怪に用かい!」「宴会行かんでええんかい?」「紅葉に行こうよう」「支度をしたく思います

」 「酒は避けます」と
・・・バリエーションも大変、豊富である。
親父ギャグだけでも印象微妙なのに迷子になって困っている子供の前ですら「迷子になったらオーマイ、ゴット」と
ふざけるような無神経な主人公であった。
この親父ギャグのようなあってもなくても変わらないところに力を注ぐあまり、主人公や攻略キャラ達の設定の肝となる
部分はゴッソリ抜けており完全放置である。
攻略キャラと主人公が7年間同居している理由や、ある攻略キャラだけが特別な変身を行なえる理由といったものまで
匂わせることなく抜けている。
これではしょうもないネタに笑覧してくれた観客ですら怒りを通り越して呆れるばかりであった。


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