乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーを決めようぜ30at GGIRL
乙女ゲー的クソゲーオブザイヤーを決めようぜ30 - 暇つぶし2ch490:名無しって呼んでいいか?
12/04/30 14:15:33.73 NDBS5kQz
本作を語るにあたって、1番問題視されているのは主人公蓮水ゆきの存在である。
抱き締められてもキスをされても無反応・無表情を貫き、ドキドキの甘いシチュエーションのはずが一方的に愛を囁かれているだけで、
ルートによってはこちらから1度も好きと言わない雰囲気をぶち壊す態度や、襲われていた子供を助けた後「今晩、お姉ちゃんの幸せも
神様に願っておくね」と言われたその夜に「あの子、ちゃんと私の幸せを神様に願ってくれているかな? ふふっ、今夜はいい気分で
眠れそうね。」と思い返す悪人のような思考に『清らかな神子』設定を疑うプレイヤー続出。
幕末と現代を行き来するには白龍の力が必要であり、使う度に命が削られてしまうのだが、それを一切考慮せず日本史を知らないので
図書館で調べたいからという理由で現代へ戻るよう力を使わせるなど、本作のテーマ「大切なものを、この命で守る」から大きく
矛盾している。
また登場する人物のほとんどが彼女を盲目的に慕っており、どれだけ失礼な発言や行動を取ったとしても咎められることはなく、
ある種の宗教となってしまっている。
彼女のためなら身内の命すら犠牲にする者もおり、様々な葛藤の末、敵となった実の弟に動揺はおろか手を差し伸べることすらせず、
「早く消しておくべきだった」と言い放つ始末。その弟についての救済措置はないに等しく、そのままエンディングを迎えた時は
さぞ困惑したことだろう。
幕末を語る際に欠かせない薩長同盟などの重要なイベントは全て「神子である彼女がいたから成功した」ことになっており、まさに
無双状態である。
薩長同盟をナンパ大会にしてしまった作品は後にも先にもこの作品だけではないのだろうか。

システムについてだが、好感度は強制イベントで強制的に上がるためフラグを回収し好感度を上げるというシミュレーションゲーム
特有の楽しみがなくなっている。
既読スキップは主人公の名前を変えたらその都度未読扱いになる謎仕様。
遙かシリーズといえば怨霊との戦闘シーンだが、本作に出てくる怨霊は全て過去作の使い回しであり、武器強化においては同会社の
作品『戦国無双』の使い回しという有様。
画面が90年代に跳躍したかと錯覚するようなMAPを歩き、戦闘画面は主人公とその仲間が何人か並んで武器を構えて戦うような絵は
一切なく、中央に動かない敵が並び、下部に主人公や仲間の顔が並び、敵をひたすら殴る。技使用時に出るカットインも立ち絵の
使い回しである。

ボイスは往来通りパートボイスとなっている。
場面は変わらずキャラクターの口は動いているのに突然ボイスがなくなり、また思い出したかの様に喋り出す。
この繰り返しでバグかハードの故障かと勘違いしてしまうプレイヤーが続出したが、全て仕様である。
恋愛イベントでも突然ボイスが途切れるので水を差された気分になる。
コーエーは以前、フルボイスで乙女ゲームを発売した実績があり、フルボイスでの発売が不可能というわけではない。
なぜフルボイスにしないのかは、神(コーエー)のみぞ知る。


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