11/01/02 01:35:26
遙か4 ナーサティアルート
現代の橿原の家の机の中に炎の形をした結晶があった。
それは中つ国に常世軍が侵攻してきたときのものだった。
炎上する王宮の中にたたずむ千尋。
そこに現れたナーサティアはなぜか炎を消して千尋を見逃す。
「ここを立ち去れ。このことは忘れろ」
千尋はこのことを忘れていたが、炎の結晶はずっともっていた。
(このことをナーサティアは心に留めていたので余計に皇に忠誠を尽くす
ようになっていく)
中つ国と常世と戦う中、千尋は夢を渡ってナーサティアと会うが
殺されかける。白麒麟に助けられて目覚める。
戦いの中、ナーサティアが力を使って炎を消す場面を見る。
戦いについて佐井の君と意見が違う千尋。
三輪山でナーサティアと再会するが戦いは避けられないものとなる。
「もし女王がお前のようだったら…道は違ったかもしれない」
橿原宮で決戦を迎えた日。
とうとう千尋はナーサティアに命を救われたことを思い出す。
燃え盛る王宮の中にナーサティアは消えていった。
「消え行く国に殉ずるのは私一人で十分だ」
戦いの後、三輪山で千尋はナーサティアのことを思い出して泣いている。
そんな千尋に女性が常世の花を持ってくる。
常世の花の種を女性は赤い髪の男性からもらったという。
もしかしたら彼は生きてるかも知れない。千尋の目からまた涙が流れた。
愛蔵版の追加後日談では再会してるスチルあり。
恋愛といっても無糖に近いので期待はしないように。