11/07/20 02:52:36.95
目が覚めると葵は真っ暗なところに閉じ込められていた。
自分は悪い組織に捕まっている、不知火さんがきっと助けに
来てくれる、と待つ葵の前に現れたのは卯乃屋だった。
ここはどこ、不知火さんの所に返して、と叫ぶ葵
「不知火は来ない。ここは事務所の3階の俺と因幡が住んでいた部屋だ」
「不知火は警察に捕まっている。ここには何度も来たことも忘れてしまったのか」
と聞く卯乃屋に、「不知火さんはずっと私の耳元で囁いている
知らない人が勝手に嘘をつくな」と聞く耳をもたない葵。
暴れる葵を卯乃屋は強引にベットに押し倒す。
「ずっと傍にいてやる、たとえ壊れたままだったとしても」
ずっとだなんて冗談じゃない。これもきっと悪い夢に違いない
葵はこの悪夢から一刻も早く覚めれるよう祈っていた
終わり