乙女@【一つ】ストーリーを教えてもらうスレ【よろしく】at GBOY
乙女@【一つ】ストーリーを教えてもらうスレ【よろしく】 - 暇つぶし2ch312:いけない名無しさん
11/07/13 10:12:38.37
>>311
ブラザーズ四男√


両親の再婚によって兄妹になろうとしているヒロインと四兄弟。
ヒロインが妹として認められれば再婚OKという条件が付き、仲良くしようとするヒロイン。
ヒロインと四男は大学の同級生でケンカップル的なやり取りをしてきた仲で、
四男は以前からヒロインを好きだったので、こいつと兄妹だなんてごめんだ!という姿勢。

しかし、次男の悪知恵で「ヒロインを落とした人が再婚OKかNGの判断を下せる」という
賭けのような話になってしまい、四男はどうしたらいいのか悩む(賭けの事はヒロインは知らない)。


<GOOD>

家および学校での四男は、お前がこの家の妹になるなんて!という態度で、
他の兄弟に気を付けるようにという態度や、たびたび悩むような態度を見せつつも
そこまで豹変することもない感じ。

両親の再婚が認められ、晴れて四兄弟と兄妹になったヒロイン。
兄と妹として接するも、納得いかない四男はヤキモキ。
そのうち、お兄ちゃんお兄ちゃんと慕うヒロインにキレて、ついに告白してしまう。

告白の事は忘れてくれと言われるが、ヒロインOKする。
家族に隠れて付き合いだす二人、途中、他の兄弟の意図しない邪魔が入ったりしつつも
なんとか初エチ、2度目のエチなどをこなしてラブラブな二人。

その後、他の兄たちにも関係がバレていたことが分かり、祝福される。
四男は夢を叶えてプロポーズでED。

313:いけない名無しさん
11/07/13 10:19:48.67
>>312続き

<BAD>
ヒロインは大学の先輩である四兄弟の三男の事が以前からちょっと気になっていた。
(これはどのルートでも共通だが、関わってくる場合と、あまり表に出ない場合がある)
どこか寂しそうな三男の事が気になって仕方ないヒロインは、
兄妹として三男と少しずつ仲良くなっていく。

ある日、なかなか帰らない三男を、ヒロインは夜中まで待っている。
そこへ四男が現れ、帰るかどうかも知れない三男を健気に待っていたヒロインを見て嫉妬爆発レイーポ。
ヒロインは処女を奪われてしまう。


※ここから追加
<BAD派生ED1>
四男がヒロインの部屋に夜這いに来る
ヒロインは抵抗するが止められず、快楽レイーポ。
嫉妬のかたまりと化した四男は、屋敷の蔵へヒロインを監禁、食事の世話などをする。
あきらめの境地に達したヒロインと静かに壊れた四男のED。

<BAD派生ED2>
処女レイプ後、ヒロインの部屋に夜這いに来た四男。
ヒロインが抵抗すると、四男は途中で我にかえる。

四男は家族の前から姿を消し、家族中で捜索開始、ヒロインが見つける。
ヒロイン、四男を許し、今のところ恋人にはなれないけど、元に戻ろうと言う。
四男ときちんと向き合おうとするヒロイン。
しばらく経ち、ヒロインからほっぺにチューでED。
この先恋人同士になるかも?と匂わせる程度の感じです。

以上、四男√です。

余談ですが、四男はBADで上記のような展開がありますが基本ヤンデレじゃないです
どちらかというと、むしろ次男の方が腹黒でややヤンデレ気味かも

314:いけない名無しさん
11/07/13 22:46:36.29
>>313
凄く分かりやすく教えてくださりありがとうございます
それくらいの病みかたなら大丈夫そうです
漸く買う決心がつきました!

315:クレイジーラビッツ 卯乃屋BAD
11/07/20 02:40:28.16
この手の類のモノに初めて書き込むが
大変だし難しすぎだしでワロタ 改めてここの職人に乙と言いたい。 


>>302 卯乃屋BADいきます

主人公、望月葵は職安に行きネカフェで寝泊りをする生活を続けていた。
3ヶ月前に働いていた会社が倒産をし、家賃も払えなくなって住んでいたアパート
を追い出されたからだ。溜息をつきコインロッカーに荷物を預けて
職探しに行こうとすると、壁に貼られた1枚の張り紙を見つける

「××員募集 住み込み可 月給30万以上 初心者歓迎」

雨で所々滲んでいるが最初の文字は正社員だろう、住み込み可で金額も申し分ない
待遇が良すぎて怪しいと思いつつも、今は迷っている余裕では無いので
張り紙を手に取り期待と不安の中、書かれた地図にそって進んでいく


雑居ビルの2階、目的地の「兎桐事務所」についた葵は早速ノックして中に入る
中には40過ぎの男性、兎桐ギンジがいた。正社員募集で来たという葵に
ここの文字は正社員じゃなくて工作員、別れて欲しい男女を依頼すれば
1週間で別れさせる「別れさせ屋」だと言う  ・・で、なんだかんだであっさり採用。

3階が住居スペースでそこを使ってくれと言うことなので、
そこに向かうと、住居人の卯乃屋と因幡がここで登場。
流石に男女では住めないという事なので葵は結局、夜使わない事務所を使うことに。
その後、卯乃屋とオカマバーで飲み比べ勝負したり
口説きの方の講習を受けたりするイベントがある。

(仕事内容はおおまかに、因幡がターゲットの情報集め、その情報を元に
ターゲット好みの男性を卯乃屋が演じて口説きにはいる。好意の対象を卯乃屋に
移して男女の仲に亀裂を作って別れさせようという流れ。
葵は新人なので誰かと付き添いが多い)

何回か仕事をこなし卯乃屋、因幡と段々仲良くなってきた葵。そんなクレイジーラビッツに
次の依頼が舞い込む。依頼人は人気俳優の「不知火隼人」  誰かは分からないが
悪質なストーカーがいるので、付き纏わない様に欲しいという内容。
無言電話や鍵のかかった自宅の部屋に「あなたの秘密を知っています」と書かれた
青薔薇のカードがテーブルの上に置かれていたらしい。
メンバーは「秘密」に気になりつつも
不知火の周りに不審者がいないか1人で尾行する様、早速卯乃屋に指示された葵。
だが尾行の途中で不知火に尾行がバレてしまう。


316:クレイジーラビッツ 卯乃屋BAD
11/07/20 02:42:14.97
動揺する葵に「ちょうどお腹がすいていた。1人で食べるのは淋しいから
一緒にご飯を食べにいこう」と言う不知火。
葵は困惑しつつも不知火の強引さに結局押されてしまう。

自宅まで見送った後、事務所への帰り道に卯乃屋と出会い
「遅かったが何か変化があったのか?」と聞く卯乃屋に
葵は正直に、尾行がバレたことと
不知火と食事していたことを謝罪の言葉と一緒に口にする
卯乃屋は呆れながら「自分の仕事を自覚を持て」と釘をさしその場は終了。

次の日、因幡からストーカーらしき女性が不知火のマンションに
現れたとの連絡を受け、マンションに向かうと張り込みをしていた卯乃屋に気付き、合流。
ここでまた不知火と会っていた事が卯乃屋にバレる
「依頼者やターゲットの恋愛は禁止だ、だが依頼が終われば別。1週間我慢しろ」
そう言ったきり黙りこくってしまった卯乃屋。気まずい雰囲気が流れるが
ストーカーが移動したので2人も尾行し、彼女が入っていったマンションの
「住所」とポストに書かれた「早乙女冬実」の情報を入手する。

依頼から4日目に入り、葵は不知火のマンションの入口で張り込みをしていると
突然携帯が鳴る。ディスプレイを覗くと「不知火」の表示が。
一瞬どうしようか、と葵は悩むが結局出てしまう
内容は「ストーカーの仕業だと思うが直接あって話したい。家に来てくれ」
行って話を聞くと郵便受けに青薔薇の花束が入れられてたらしい
不気味だと不安になる不知火に、葵は安心させようと
住所と名前は特定できたので安心してくださいと答える

「もう特定できたのか、自分にも教えてくれないか」という不知火に
まだ確定したわけではないので、とやんわり断る葵。
やや不機嫌になる不知火だがすぐいつもの調子に戻る
ここで不知火がストーカーとの出会いを思い出したりするんだが、
卯乃屋√に関係無いのでカット。
んで、料理が趣味だからここで食べていってくれないかと

ここでバットとグッド「誘いを受ける」か「卯乃屋に相談」かで分岐。

317:クレイジーラビッツ 卯乃屋BAD
11/07/20 02:45:17.24
で、BADの「誘いを受ける」を選択

ひととおり料理を楽しんでゆったりしていると、
「芸能人の女の子気が強いからは君といるとホッする」
「普通の子と一緒にいると安心できる、葵ちゃんが好きなんだ」
と甘い言葉を吐きキス。卯乃屋さんにこんな感情を持ってはいけないと
言われているのに・・・と頭の中で警告はしているが
葵も不知火に惹かれるのを止められない。そのままエロ突入


一通り終わったあとぐったりしている葵に不知火は
グレープフルーツジュースを渡す。不知火いわく
「魔法の薬」で疲れがよく飛ぶらしい。
半信半疑で飲んでいた葵も段々意識がはっきり
しだし、気分も楽しくなっている事に驚きつつもはしゃぐのを止められない。

「だからいっただろ、魔法の薬だって」と、抱きしめる不知火に
葵はそれだけで敏感に反応してしまい、今までこんな事無かったのに
どうしたんだろうと不思議に思うが快楽ですぐに吹き飛んでしまう。
2回目終了後、「自分のストーカー名前と住所を教えて欲しい」と
尋ねながら突く不知火に喘ぎながら葵は応えてしまう
そのまま3回目突入してそのまま暗転

卯乃屋さんを上手く誤魔化さなければ。大丈夫、世界を敵に回したって怖くないと
不思議な気分に浮かれながら、ふわふわした足取りで兎桐事務所に戻る葵。
いつもは消えている事務所の電気が付いていることに違和感を覚えるが
ソファに卯乃屋がいることに気づく。
「こんな遅くどこいってた」今までにない声で凄む卯乃屋に
葵は店で飲んでいたと咄嗟に嘘をつくが、葵の髪についた不知火の香水とシャンプー。
胸元の痣が証拠になって、今まで何をしていたかすぐにバレてしまう
「この業界では依頼人とはタブーだと言ったよな、1週間も我慢できないのか」
「お前なんか別れさせ屋をやめちまえ」
苛立ちを隠さないまま乱暴に事務所から出ていく卯乃屋を見たとたん葵はへたりこむ。
依頼人と恋に落ちるのはいけないことなのか、と

5日目
昨日とは逆に鉛のよう重く、動かせない体を無理矢理起こし
葵は作戦会議に参加する。葵の任務は
「早乙女冬実のマンションを潜入して不知火の「秘密」を調べて欲しい」と
卯乃屋は、マンションの部屋と同じ型の鍵を葵に押し付ける。あまり乗り気ではない
葵だったが卯乃屋の目が有無を言わさなかった。

318:クレイジーラビッツ 卯乃屋BAD
11/07/20 02:50:53.50

葵は1人早乙女冬実のマンションの鍵を回すと、早速不知火の秘密を
探す。しばらくしてクローゼットの中の異変に気づいた葵は
写真数枚と白い粉を見つける。
写真は不知火が女性を刺す瞬間を撮ったものだった
写真の内容に呆然とする葵に、携帯が鳴り驚くが
卯乃屋だと気づくと葵は慌てて電話に出る。
早乙女冬美の大学に向かっていた卯乃屋の方も
深刻な状況の様で、危険だから早く証拠を持って離れろ、とのこと。

慌ててドアの方に駆け込もうとするが、入口に
不知火と黒服の男が数人がいてその場に固まってしまう
「どうして不知火さんがここに・・」と震える葵に不知火はにっこりと答える。
「本当にクレイジーラビッツは役に立ってくれたよね」
「特に君は住所と名前を教えてくれたから、殺人現場の目撃者である
ストーカーを楽に片付けられたよ」
私のせいで早乙女さんが、と泣く葵をよそに車で連行し
手を後ろに縛られ倉庫に閉じ込められる。

「色々知ってしまった葵も帰すことはできない」と
どう死にたいか2,3提案を出す不知火に葵は小さく首を横にふるだけ。
「じゃあ何も考えられないようにして売りに出そう」
左腕を掴み、薬の入った注射器を指そうとする不知火に青くなり葵は抵抗する。
「薬を入れれば前みたいに楽しくなれる」
「あの時のジュースにも入っていたのに今更抵抗するなんて可笑しい」
あのジュースに薬が入っていたなんて、と後悔する葵を気にも留めず注射を指した後
不知火は無理矢理葵を犯す。初めは感じない様、必死に抵抗していた葵だが
薬の効力で最終的には自ら不知火を求めるようになり、そのまま暗転

そのあとも何回か薬を打たれ、薬無しではいられない様に
なった葵は、早く薬が欲しいと不知火に必死にせがむ。
「薬が欲しければ何をすればいいか、分かるよな」その言葉に
不知火を気持ちよくしなければ、とフェラをする葵だが
いきなりドアが勢い良く開かれる。驚く不知火と葵の前
に現れた人物は葵を助けに来た卯乃屋だった。

不知火と葵の行為を見てキレた卯乃屋はひたすら不知火を殴り続ける。
不知火が死んでしまう、そうしたら自分は薬を貰えなくなると思った葵は
やめて、と卯乃屋の腕に必死にしがみつく。不知火を庇う葵に卯乃屋は動揺を隠せない。
その隙に逃げた不知火を、卯乃屋は追いかけようとするが
「不知火さんをいじめないで」と決して離そうとしない
ようやく追いかけるのを諦めた卯乃屋に、安心する葵。
そのとき床に転がっていた注射器を、葵は見つけると急いでそれを腕に打とうとする
が、それに気付いた卯乃屋は注射器を取り上げ容器ごと踏み潰す。

薬を失った怒りで卯乃屋に、嫌いだと罵ったり爪でひっかく葵を
卯乃屋は突然キスをする。「不知火さんの所に行かせて」
と、いやがり暴れる葵に卯乃屋は強引に行為を進める。
途中で薬への飢えを誤魔化すために、快楽に集中する葵。
薬で変わり果ててしまった事と、不知火との行為で慣れている様子の
葵にどうしてこんなことに、と絶望する卯乃屋。
行為に疲れはてて気絶した葵を毛布でくるみ
「帰ろう」と抱きかかえて倉庫から出る。

319:クレイジーラビッツ 卯乃屋BAD
11/07/20 02:52:36.95
目が覚めると葵は真っ暗なところに閉じ込められていた。
自分は悪い組織に捕まっている、不知火さんがきっと助けに
来てくれる、と待つ葵の前に現れたのは卯乃屋だった。
ここはどこ、不知火さんの所に返して、と叫ぶ葵

「不知火は来ない。ここは事務所の3階の俺と因幡が住んでいた部屋だ」
「不知火は警察に捕まっている。ここには何度も来たことも忘れてしまったのか」
と聞く卯乃屋に、「不知火さんはずっと私の耳元で囁いている
知らない人が勝手に嘘をつくな」と聞く耳をもたない葵。
暴れる葵を卯乃屋は強引にベットに押し倒す。

「ずっと傍にいてやる、たとえ壊れたままだったとしても」
ずっとだなんて冗談じゃない。これもきっと悪い夢に違いない
葵はこの悪夢から一刻も早く覚めれるよう祈っていた  

終わり


320:いけない名無しさん
11/07/22 01:15:57.31
>>319
依頼者じゃありませんが自分も知りたかったのでありがとうございます

321:いけない名無しさん
11/07/23 07:15:44.63
>>319
ありがとうございます
結構ヘビーですね

322:仁義なき乙女 朝生ルート
11/08/04 16:01:44.73
いまさらだが、最近仁義プレイして朝生さんに禿萌えた自分が朝生ルート書いてみた
うそつきEDに関しては>>178にあるから割愛
プレイしながら書いてたら、ものすごく長文乙になってしまった、今は反省している

323:仁義なき乙女 朝生ルート共通
11/08/04 16:05:21.39
主人公は桜学園に通う平凡な女子学園生。
ある日突然、虎桜組の若頭である那由多龍が現れ、主人公を虎桜組へ拉致同然にして連れて行く。
「あなたは組長のお嬢さんだ。組長が亡くなられたから後を継いでほしい」と。
屋敷に連れてこられた主人公を出迎えたのが、虎桜組組長代行を務める朝生義之。
三つ揃いのスーツを着こなしエリートの雰囲気を漂わせた朝生は、先代の遺言で決められた、主人公の婚約者だった。
見ず知らずの男性を突然、婚約者と言われて戸惑う主人公。
が、ヤクザらしくもなく物腰の柔らかい朝生を、いい人かもと思い始める。
朝生はしばらく屋敷に滞在して、組の事や自分のことを考えるように勧め、主人公もそれに従う。
虎桜組で、龍や朝生、クラスメイトの天音京吾、組員のスミス、ヤス、山木などと暮らすドタバタ生活が始まった。

虎桜組と対立する龍蓮会が一般人に絡んでいると聞いた主人公は、そういう場面に出くわしたら組員に助けてあげてほしいと頼む。
しかしそれは龍蓮会の罠で、返り討ちにあった組員が血みどろになって帰ってくる。
罠にはまったほうが悪いと切り捨て組員を処分しようとする朝生に、主人公は自分の依頼したことだと組員をかばう。
朝生はこれ以上主人公が余計な事をしないよう、婚約を正式なものとするべく近いうちにパーティをしようといい、組員への処分を保留する。
龍は、今回の件は自分の責任だと主人公に謝罪する。
朝生は、それがわかっているなら主人公に自分の婚約を勧めるようにと話す。
今回の件と婚約とは関係ない、という龍。
自分と結婚すれば組のことは全部自分が取り仕切る、主人公がわがままを言っている限りは虎桜組が存在して行ける保証はないという朝生。
朝生は、龍に見せつけるように主人公の頬にキスをし、部屋を出ていく。
朝生の言うとおりだとは思いつつも、主人公の心は揺れる。

学校から自宅へ帰ると朝生は主人公を部屋に招き、婚約披露を早く行いたいと話す
やはり、主人公は受け入れることができない。
優しい婚約者を演じ続けるのがばかばかしくなり、これからは地で行くと宣言する朝生。
主人公はお互い本音の方が楽だからそうしよう、と答える。
朝生の部屋から出てきた後、天音に「今までの朝生さんは別人だと思っていたほうがいい」と言われ、納得できないながらもうなずく。
次の日、主人公は朝生の執務室に呼び出され、虎桜組のフロント企業桜コンツェルンの社長としての仕事をするよう命じられる。
昨日までとは打って変わって、冷たく威圧的な態度で接してくる朝生。
大量の仕事を押し付けられてうんざりしつつも、何とかその仕事をやり遂げる。
これから朝生は、主人公に冷徹な本性を現していく。

居間で天音とトランプに興じる龍。
そこに朝生が通りかかり、龍と言い争いになる。
主人公は、そんなに二人が勝負したいのならトランプですればどうか、と提案する。
朝生は主人公を賭けるのならしてもいい、という。
勝負を受ける主人公。
二人の真剣勝負が始まるが、実力が拮抗していて勝負がつかない。
最終の勝負で、ジョーカーが見つからず、結局ドローとなる。
勝負の行方を危惧した主人公が、ジョーカーをこっそり隠していたのだった。
後日、再び勝負をする二人。
多くのケーキの中からハズレを引いたものが負け、というロシアンケーキ対決だった。
二人同時にケーキを選び、ものの見事に龍がハズレを引き当てる。
勝ち誇った笑みを浮かべた朝生は、ケーキを食べ終わった後悠々と部屋を出ていく。

324:仁義なき乙女 朝生ルート共通
11/08/04 16:07:05.33
恋愛映画を見たあと涙する主人公に、「くだらん」と呆れる朝生。
たまには笑顔を見せたらどうかという主人公に、「組長ではないお前と婚約するほど暇ではない」と言い放つ。「私は組長にしか興味がない。お前はその付属品だ」とも。
その発言に反発するも、朝生は「怒ったほうが可愛い」と余裕綽々な態度を崩さない。
悔しさのあまり主人公は、絶対彼を見返してやると決意する。
朝生によって連れ出された主人公は訳もわからず車に乗り、着いた先は見上げるような巨大ビルだった。
社員の出迎えを受け、二人はビルの屋上にある社長室へと入った。
大きい社長室に気圧されている主人公に、朝生はここのオーナー兼社長はお前だと説明する。
驚く主人公をいつものごとくバカ扱いする朝生。
桜コンツェルンがいかに大企業であるか簡単に説明した後、「これが虎桜組の、お前の力だ」と朝生は言う。眼下に広がる土地、建物にも、その力は及んでいる、と。
現実離れしすぎていて、すぐには受け入れがたい主人公。
朝生は主人公を車に乗せ、「自分の支配する土地を見て回るのは支配者の務めだ」と語る。
都心と遜色ないきらびやかな町並みから、古ぼけた街並みに車が進む。
ノスタルジーを感じる主人公に朝生は、ここもいずれは桜コンツェルンの力で再開発することが決まっている、と説明する。
住民の立ち退きを金で解決しようとする朝生に主人公は反発するが、「金は人の心さえ買える」と断言する朝生に凄みを感じて黙りこむ。
住民からの無言の敵意を受け、主人公は無力感に打ちのめされる。

朝生に、桜コンツェルンの本社ビルまで来るように言われた主人公。
しかし、道に迷って、先日訪れた再開発地域に迷い込む。
そこで、男の子に石を投げられ、彼を追いかけるが、主人公は男の子から、手ひどい言葉を投げつけられ、ショックを受ける。
そこへ住民一同が現れ、いろいろな嫌がらせを受けても絶対に立ち退かないと朝生に伝えるよう言う。
そして朝生の執務室までやってきた主人公だが、組員からあいにく外出中だと教えられる。

325:仁義なき乙女 朝生ルート 幸せのスミレED
11/08/04 16:10:15.42
<帰ってくるまで待つ>を選ぶと、幸せのスミレEDへ

朝生の帰りを待ちくたびれ、室内の本棚を見渡すと、ぼろぼろになるまで使いこまれた六法全書が目に付いた。
その本には、フチが焼け焦げた朝生の幼少時代の写真と、新聞記事の切り抜きが挟まれていた。
今の皮肉な態度からは想像がつかないほど、写真の少年は笑っている。
写真を見ながら謎が多い朝生に思いを馳せていると、いつの間にか帰ってきていた。
朝生は写真を取り上げ、主人公への拒絶の言葉を口にすると、写真を破り捨てた。
主人公が驚きの言葉を口にすると、この世で一番憎んでいる相手の写真は、自分の憎悪を掻き立てるのに有効だったと冷たく言い捨てる。そのおかげで勉強がはかどった、とも。
営業用の態度をつくろった朝生に、主人公は部屋から追い出される。
主人公は、次第に朝生の過去が気になり始める。

新聞の切り抜きを頼りに、図書館に調べ物に来た主人公。
そこで見つけた、政治家秘書一家焼死事件に朝生の名を見つける。
家族を亡くしてから孤独な人生を送ってきたであろう朝生が、家族を憎む理由がわからない。知れば知るほど、謎が深まるばかりだと感じる。
そんなとき虎桜組へ龍蓮会が突然の襲撃を行い、龍の立場は悪くなる一方。
実況検分に来た刑事の喜多川が現れて、「龍蓮会へ帰れ」と説得する。
大の男二人で、主人公を朝生に取られた悔しさと悲哀を分かち合う。

朝生は主人公を高級ブティックに連れて行き、婚約披露宴で着るドレスを買うという。
まだ婚約が現実的に思えない主人公は、「わたしのことが好きなんですか?」と尋ねる。
しばらく考え、「別に…。」と答える朝生。
それで婚約なんてありえない、と騒ぐ主人公に「先代の決めたことだ」と冷静に一言。
朝生のことは嫌いではないが、先代の決めたレールに乗っていいのか悩む主人公。
そして迎えた婚約披露宴当日。
買ったドレスに着がえると、主人公にぴったりのものだった。
驚く主人公を前に、黒いタキシードに着替えた朝生はスリーサイズをズバリ言いあて、お得意の皮肉を口にする。
婚約披露宴で、朝生に必死になってついていこうとする主人公。
しかし、慣れない衣装や場についていけず朝生を見失い、ついパニックになってしまう。
ドレスさばきに失敗して転んだ主人公の失敗を、朝生は巧みに取り繕い、その場を収めて控室に移動する。
しかし先ほどまでの優しさとは裏腹に、控室では態度が豹変する。
いい人かも、と期待を抱いた主人公の好意は、いともあっさり消え去った。

婚約披露宴が終わって帰宅すると、部屋に一通の手紙が置かれていた。
龍からのもので「龍蓮会に行きます。朝生とお幸せに」と記されてあった。
朝生にその手紙を見せると、「とうとう本性を現した」と、想定内だった様子。
近いうちに虎桜組と龍蓮会の抗争が始まる可能性を示唆し、組員に覚悟するように言う。
落ち込む主人公を元気づけようと、天音が倉庫から花火を持ちだして、屋敷内で行き倒れていた武藤先生と打ち上げの準備をする。
花火の誘いに喜ぶ主人公。
しかし、例の如く朝生に仕事を言いつけられ、行くことができない。
仕事をする部屋の窓から、打ち上げ花火が盛大に上がったのが見えた。
美しさに心奪われているのもつかの間、花火が庭の木々に引火し、火事を知らせる警報器が鳴り響く。
仕事を放って消火に駆けつける主人公。
懸命な消火活動にもかかわらず、火の手は次第に燃え広がっていく。
その時、消火の陣頭指揮をとっていた朝生の体が、小刻みに震えだしたことに主人公は気づく。
「なんでもない」と答える朝生だが、冷や汗を全身にびっしょりとかき、顔面蒼白で視点が定まっていない。
普段の朝生なら絶対に見せない様子に、主人公は衝撃を隠せない。
強がる朝生だったが、とうとう立っていられず主人公と一緒にその場に崩れ落ちる。
「放っておいてくれ」と言われても、主人公は朝生の側を離れられない。
主人公の脳裏に、あの朝生が破った例の焼け焦げた写真がよみがえった。

326:仁義なき乙女 朝生ルート 幸せのスミレED
11/08/04 16:12:12.14
部屋に運ばれ、ベッドで眠る朝生。
主人公はそばで付き添っている。
しばらくして朝生は目を覚まし、主人公に「火を見ていて倒れた」と告げられる。
寝ている場合ではないと仕事のため起きようとする朝生を、必死に主人公は押しとどめる。
「婚約者だから」と言い張る主人公の前で、朝生は仮面をはずし、その夜彼女を初めて抱いた。
事後、一糸まとわぬ朝生の背中に大きな火傷の跡を見つける。
言い知れぬ朝生の痛みを感じ取った主人公は、ずっと彼のそばにいると誓う。
次の日、主人公は朝生の執務室で彼と一緒に仕事に取りくむ。
昨日結ばれたばかりというのに、仕事仕事と冷たい態度をとり続ける朝生。
自分の亡き父が朝生との婚約を勧めた理由を尋ねると、「お前に任せたら、3日で組が潰れる」と現実的な一言。
甘い言葉を期待していた主人公の思惑は、あっさり裏切られる。

そんな中、龍が龍蓮会の組長に就任したという知らせが飛び込む。
それを聞いても知っていた様子で、平然としている朝生。
主人公は龍との和解を勧めるが、「ヤクザのメンツにかけて、こちらの方から折れるわけにはいかない。」と断られる。
主人公は、自分が仲介役を買って出ることを申し出るが、なおも朝生は拒否する。
自分のことなどどうでもいいのだから、と婚約解消を申し出た主人公の言葉を聞くと、クールな朝生の形相が一変して怒気を含んだものとなり、「勝手にしろ」と捨て台詞をはいて去っていく。

ある日、主人公は朝生に連れられて出かける。
その先は、龍蓮会との手打ちがおこなわれる予定のホテルだった。
虎桜組にいたころとは、すっかり変わった雰囲気の龍。
嫌みの応酬の前座がおさまると、朝生は本題である虎桜組と龍蓮会の手打ちを提案する。
驚きを隠せない龍を尻目に、朝生はいつもと変わらず冷静な態度を崩さない。
手打ちの条件として、龍蓮会の独立を持ちだした龍。
違法行為が目立つ龍蓮会を分離することは、虎桜組の安泰につながる、という朝生。
手打ちからの帰路、主人公は朝生に自分の意見を聞いてくれてありがとう、と礼を言う。
朝生は、決しておまえのためではない、別件からその必要があったまでだというが、主人公は心に温かいものが満ち溢れていくのを感じていた。
龍蓮会と虎桜組の抗争は、こうして幕を閉じた。

手打ちから数日後、龍が虎桜組に遊びに来た。
最初はぎこちないながらも、すぐに昔の龍に戻って皆に馴染んでいる。
朝生は「お前の親父さんが見たら激怒するだろう」というが、龍は諸事情から父親は隠居することになったと告げる。
照れながら謝罪を口にする龍に、いつもそういう態度なら、自分とのケンカの種も減っただろうという朝生。
二人の間に流れる和やかな空気に、主人公は兄弟分の杯を交わしてはどうかと提案するが、二人とも感情を露わにして拒否する。
例によって嫌みの言い合いから始まるトランプ勝負に、ケンカするほど仲がいい的なものを感じて白ける主人公だった。

327:仁義なき乙女 朝生ルート 幸せのスミレED
11/08/04 16:13:53.09
ある日、主人公の乗った車が襲撃を受け、主人公は拉致される。
龍蓮会のナンバー2、銀二が仕組んだ誘拐だった。
銀二は主人公に、朝生は龍蓮会が手を下した政治家秘書一家殺害事件の生き残りであり、彼が生きていると都合の悪い人物のために、主人公もろとも死んでもらうと話す。
銀二は朝生に、主人公を返してほしければ再開発地域まで来い、と言って電話を切る。
薬をかがされて、気を失う主人公。
気がついたときには、手足を縛られて、再開発地域の一角にいた。
こんなことをすると龍が黙っていない、という主人公に、龍は腑抜けなので、これからの龍蓮会は自分が仕切ると話す。
銀二は抗争後虎桜組をもらえる予定になっていたが、手打ちでその計画が反故になったため、その私怨もあって主人公を拉致したのだった。

そこへ、朝生が現れ主人公を返すよう告げる。
主人公を人質にとり、朝生へ向かって銃を撃つ銀二。
弾丸は朝生の肩に命中するが、血を流しながらも不敵に笑い、銀二が後ろ盾と思っていた存在が手を引いたことを告げる。あらかじめ、朝生が根回ししていたのだった。
銀二は子分をけしかけようとするが、なぜかそこへ天音が顔を出す。子分たちは影も形も見当たらない。
そこへやってきた龍に、銀二は破門を宣告される。
追い詰められて主人公に銃を突きつける銀二に、朝生はやれるものならやってみろ、と言わんばかりに挑発する。
自棄になった銀二は建物の奥に主人公を連れ込み、ガソリンをばらまいてマッチで火をつけた。
瞬く間に火の海になる建物内。
拘束されたまま逃げようと必死にあらがうが、その間にも炎は全てを舐めつくそうと燃え広がる。
死を覚悟した主人公のもとに、肩の傷と炎のトラウマをものともせず、朝生が助けに現れる。
間一髪のところで二人は建物を脱出し、建物は業火に包まれ崩れ落ちた。

あの事件の日以来、主人公は毎日朝生の部屋に通っている。
すっかり肩の傷も癒えたある日、主人公は朝生に自分のことをどう思っているのか聞く。
頬を赤く染めて答えない朝生。
そして二人は肌を重ねながら、お互いに愛し合う気持ちを再確認する。
自分とこうなったことを後悔しているか尋ねる主人公に、後悔はしていない、しかし一生お前の面倒をみるのは骨が折れそうだ、といつもより柔らかい口調で答える朝生だった。
その日以来、朝生は少しずつ主人公に心を開くようになった。
最初は嫌がっていた手を繋ぐなどのスキンシップも、照れながらも拒まなくなっている。
主人公は喜多川の店の前を通りかかり、鉢植えのスミレを買ってくれるよう朝生にねだる。
買った鉢植えを抱えた主人公は、自分の後ろで愛する人がしっかりと見守ってくれている、という幸せを噛みしめるのだった。

328:仁義なき乙女 朝生ルート 白に還すED
11/08/04 16:18:11.04
<また出直す>を選ぶと、白に還すEDへ
次の日、主人公は朝生に再開発地域の立ち退きを見直すように言う。
涼しい顔で拒否し、主人公を馬鹿にした朝生は仕事を言いつけて去って行った。
再開発地域の住民に、立ち退きの見直しはできなかったと告げると、その住民から、龍蓮会が様々な嫌がらせを行って、立ち退きを迫っていることを知る。
嫌がらせに来た龍蓮会の銀二に、桜コンツェルンの社長だと名乗る主人公。
銀二は、今回の件は朝生の差し金だと語る。
主人公は朝生と龍蓮会の件を、龍に相談する。
部屋の前で待っていた朝生は、余計な事をしたと主人公を咎め、「私は目的のためならば、悪魔とだって手を結ぶ」とうそぶく。
ある日、主人公は龍と再開発地域を訪れる。
龍蓮会と結託した朝生も、そこを訪れていた。
龍と対峙する朝生。
言い争いで一触即発になりそうだったものの、なんとか直接対決は避けられる。
しかし朝生は、去り際に主人公が虎桜組の組長であることを暴露する。

その夜、主人公は朝生の執務室を訪れ、再び再開発地域の見直しを依頼するもはねつけられる。
何とか朝生を翻意させたい主人公は、スミス、ヤス、山木が提案してきた色仕掛けを試みる。
無論、朝生がそんな手に乗るわけもなく、逆に手玉に取られてしまう。
もてあそばれながら「愛している」と囁かれ、達してしまう主人公。
だがすぐにそれは嘘だとわかり、主人公は泣きながら去る。
それからしばらく、朝生を無視する主人公。当然、仕事にも行っていない。
朝生は主人公に仕事するよう促すが、あくまでも拒否する。
言うことを聞かない主人公に、朝生は怒りの感情をあらわにする。
いつも冷徹な朝生の仮面がはがれたことに、主人公の気持ちは揺れる。

ある日、刑事の喜多川が訪ねてきた。
主人公に、龍蓮会を指図した朝生が逮捕される可能性を示唆し、再開発地域の件から手を引かせるよう忠告する。
主人公は朝生の部屋を訪れ、朝生が再開発地域で催される宴会に出席するなら仕事をしてもいい、という。
どうあっても手を引かないと断言する朝生。
先日の喜多川との件を話しながら涙を流す主人公を見て、朝生は表情を変える。
宴会の時間になっても、朝生はやってこない。
しょんぼりする主人公に、龍が朝生の美点を述べる。
遅れてやってきた朝生は相変わらず嫌みたっぷりだが、主人公はとにかく来てくれたことが嬉しくてたまらない。
朝生は宴会を途中退席するが、去り際に立ち退きを考慮すると譲歩し、主人公を気遣う言葉を残して去っていく。
後日、主人公は朝生が再開発地域の件から手を引いたことを知った。
喜ぶ主人公に、朝生は照れながら遠まわしにプロポーズする。
調子に乗った主人公に、朝生はお仕置き(性的な意味ではない)して部屋を出ていく。

329:仁義なき乙女 朝生ルート 白に還すED
11/08/04 16:22:22.19
主人公は再開発地域を訪れ、朝生が手を引いてくれたことを報告するが、何故か部屋に煙が充満し、焦げ臭いにおいが漂う。
あわてて飛びだすと、そこは一面火の海だった。
朝生に電話をかけ、現状を知らせた。
呆然とする主人公の隣で、駆けつけてきた朝生も動揺している。
主人公は怒りを朝生にぶつけるが、途中で朝生の顔面が蒼白になり、体が震え息が上がるなど、様子がおかしいことに気づく。
そこへ犯人の銀二が現れ、意気揚々として朝生をせせら笑う。
朝生は政治家秘書一家殺害事件の生き残りで、主人公を大事に思うようになったことで一度は犯人の銀二を見逃そうと思っていたが、今回のことで我慢が限界に達し、銀二を何度も殴りつける。
朝生は懐から刃物を取り出し、銀二の息の根を止めようとする。
刃を振りかざした朝生の手は、なぜか突然現れた天音に止められた。
警察の出動をかぎつけ、一同は撤退する。
その日から、朝生は自分の部屋から出てこなくなった。
仕方なく学園に通学した主人公は喜多川からの電話で、これから朝生が逮捕されることを知る。
虎桜組本部前で、手錠をかけられ喜多川に逮捕される朝生。
泣き崩れる主人公に、朝生は優しい言葉をかけて「帰ったら婚約パーティだ」と言い残して連行されていく。
主人公は、朝生を待ち続けることを胸に誓う。

朝生が逮捕されて40日近く。
朝生も龍も、天音すらいない虎桜組はだらけ切っている。
そこへ朝生が戻ってきて、虎桜組を引きしめ規律を取り戻す。
戻ってきた嬉しさに駆け寄る主人公を抱きしめ、朝生は人目もはばからずいちゃつく。
組員の視線に恥じらう主人公。
朝生は組員を一喝し、主人公をお姫様抱っこして部屋に連れていき愛撫をほどこす。
それからも自他に厳しい態度をとり続ける朝生だった。主人公は、少しは優しくしてほしいと思いながらも、やはり彼を愛している。
その年の秋、主人公と朝生は結婚式を挙げたのだった。

330:仁義なき乙女 朝生ルート 一粒の涙ED
11/08/04 16:34:51.82
<一粒の涙ED>
エリート然とした朝生を婚約者と紹介されて、気が滅入りそう、と思う主人公。
龍蓮会とのトラブルが起きた時、龍の考えが気になるようになる。
愛してもいない朝生と自分が結婚することを、龍がどう思っているのか知りたいと思うようになる。
少しずつ、龍に惹かれていく主人公。
朝生の車に乗ったとき、倒産寸前の取引先の社長を切り捨てる場面に出くわした主人公は、この人には何を言っても無駄だ、と諦める。
あるとき朝生は、龍が龍蓮会の人間と会っている証拠を持ってきた。
何かの間違いだ、と信じない主人公に、龍は龍蓮会の血を引いているという事実を突き付ける。
虎桜組本部が襲撃され、動揺する龍。
朝生は龍に、お前がいると組がおかしくなる、と言って出ていくように言う。
龍は主人公を射撃場に連れて行き、敵ならばたとえ自分でもためらわず撃たなければならない、という。龍と対立する予感に、主人公は恐れおののく。
組内部が朝生派と龍派に分裂し、完全におかしくなったなか、龍は龍蓮会に帰る決断を迫られる。
主人公は、出ていくのなら龍に抱いてほしいとせがむ。
事後、二年後必ず迎えに行くから待っていてほしい、という龍に主人公はうなずく。
数カ月後。
龍蓮会に帰った龍は、龍蓮会の組長に就任する。
「一波乱ありそうだ」とつぶやく朝生。ほどなく、龍蓮会は本格的な抗争を仕掛けてくる。
組長としての決断を強いる朝生に、即答できない主人公。
そんなとき、龍が主人公との会見を申し出る。
再会した龍は約束のことなどなかったことのように振る舞い、以前の龍とは別人のように冷たく、虎桜組を解散してシマを明け渡すように言う。
思わず主人公は龍に近づくが、刃物を振るって拒否の態度を示し、髪を切り落とす。
家に帰り、一連の出来事を朝生に報告すると、「決断するのはお前だ」というが、主人公はどうすればいいかわからない。
朝生は全国の組に主人公と自分の婚約を発表し、虎桜組が健在なことを示して、日和見しているところを全てこちらの陣営に入れ、龍蓮会との抗争に勝つことにすると話す。
主人公は、ただ周りに流されていくことしかできない。
とうとう、婚約披露の日がやってきた。朝生に連れられて、様々な人とあいさつする主人公。しかし、まだ龍を諦めきれない。
それから数カ月。
気持ちはまだ龍にあるにもかかわらず、夜毎朝生に抱かれて体の全てを知りつくされた。
朝生は、龍の行方を野垂れ死にか殺されているかと語ろうとするが、主人公は聞くことを拒否する。
愛のない関係をビジネスだと朝生は言い放ち、主人公は朝生の与える快楽におぼれる。
絶頂に達した後、心の中で龍の名を呼んだ主人公の瞳から、一粒の涙がこぼれおちた。

331:仁義なき乙女 朝生ルート 私の幸せED
11/08/04 16:40:11.34
<私の幸せED>
主人公は、在学する桜学園の次期理事長となる立場。
学内模試が、あと一週間と近づいてきたが、いつも下から数えたほうが早い成績の主人公は諦めている。
朝生は努力しろ、というができない、という主人公。
そこで、朝生は賭けを申し出る。
主人公の成績が20位以内なら朝生の勝ち、20位以下なら主人公の勝ち。勝った方が負けた方に好きなことを命令できる条件。
主人公は賭けを受けて立ち、その日から朝生のスパルタ教育が始まった。

学園での授業が終わると、朝生は校長を使いにして、主人公を迎えに来させていた。
理事長室で待っていた朝生。
朝生が直々に講義を行い、テストで80点以上取れなければ服を脱いでもらう、という。
もちろん主人公は嫌がるが、お前に拒否権はない、テストでいい点を取るようにすればいい、と取り付く島もない朝生。
テストの結果は、予想外に健闘しつつも80点以下だった。
あくまでも拒否する主人公に、約束を守らないなら虎桜組から手を引く、という朝生。
虎桜組の財政を担当する朝生がいなくなれば、組のみんなが路頭に迷うことになるため、仕方なく朝生の言いつけに従っていく。
いくつもテストをこなしていくが、あと少しで点数が足りず、少しずつ身につけた衣服を脱いでいかざるを得ない。
下着だけが残った時、それだけは脱げないという主人公に、朝生は約束を破った罰だと体に触れ、快楽を与えて翻弄する。
「つまらんな」と言い捨てて、朝生は一連の動作を止める。
朝生と家に帰った主人公。
朝生は主人公の耳元で、「可愛い声で鳴くじゃないか」と囁き、主人公の体の火を煽った。
龍は二人の帰りを待っていて、主人公が朝生に何かされたのではないかと心配する。
うつむいたまま部屋へ駆け込む主人公。
龍が心配して部屋を訪れるが、朝生とのことを思い出し、ついその手を振り払ってしまう。
朝生と主人公の間に何かあったことを感じ取った龍は、嫉妬にかられながら主人公を愛撫する。

次の日も理事長室での補習を受ける主人公。
嫌だと思う気持ちとはうらはらに、主人公の体は熱くなる。
「昨日龍が部屋に行っただろう」という朝生に、「どうでもいいじゃないですか」と答える主人公。
朝生は冷笑を浮かべ、勉強を始めた。
今回、四科目中半分は合格だった。
お仕置きはなしにしよう、と言って立ち去ろうとする朝生を、思わず主人公は呼びとめる。
再び快楽を与えていく朝生だったが、また途中で止める。
主人公は我慢しきれず、続きをねだる言葉を口にする。
気がついたとき、朝生の姿は見えず、重い体を引きずって帰る。
休みたいのに、部屋の前ではまた龍が待っていた。
ぎこちなくあいさつを交わし、また何かあったかと問う龍に「龍さんにはもう関係ない」と言って部屋に入った。

翌日、迎えは来ていなかった。友人たちからも、ケーキ屋に行こうと誘われる。
しかし主人公は自問自答しながらも、これまで通り理事長室を訪ねることにする。
朝生の講義を受けながら、朝生のことばかり考えて上の空の主人公。
講義の後のテストはこれまでの最低の点で、罰として朝生はリモコン式のバイブを入れるように命令する。
しぶしぶ命令に従った主人公を、自宅への道すがら朝生はスイッチの操作や言葉攻めで翻弄する。
自宅に戻った主人公は、朝生にバイブをはずしてほしいと懇願する。
朝生の部屋に連れ込まれ、バイブを引き抜かれた主人公。
「今すぐ俺が欲しいのか?」と尋ねる朝生に、主人公はうなずいて抱かれる。
朝生に何度も貫かれ、イかされて、主人公は「朝生さん、好きです」と口走る。
お前など自分がのし上がるための駒にすぎない、ただ自分に抱かれて快楽に喘いでいればいい、という朝生。
主人公は、朝生の与える快楽の海に埋没していった。

学内模試の結果が出て、8位になった主人公。
結果を朝生に報告に行ったとき、主人公は賭けに負けたことをさほど悔しく思わない自分に気がついた。
賭けをした当時は朝生のことが大嫌いだったが、今は本当の自分に気持ちに気がついたから。
賭けに勝った朝生は主人公に「私と正式に婚約しろ」と命令する。
驚いて思わず聞き返した主人公に、冷たい態度をとる朝生。
嬉しさに満たされる主人公に、朝生は照れ隠しからか声高に部屋を出ていくように言う。
去り際「朝生さん、好きです」という主人公に、朝生は鼻を鳴らして視線をそらす。
朝生が自分を好きだと言ってくれることはないかもしれないが、今の生活が自分にとって十分幸せだと実感する主人公だった。

332:仁義なき乙女 朝生ルート
11/08/04 17:20:25.35
以上、朝生ルート4種のストーリー置いておく
しかし、朝生がタラバガニについてうんちくを語る場面や、主人公がシンデレラなら自分は継母だとうそぶくところ、
主人公の手作りケーキにツンデレるところは、物語の本筋に関係ないし、あんまりにも長すぎるのでカットした
細かいニュアンス違いや、誤字脱字等はどうかご容赦されたい

333:いけない名無しさん
11/08/05 23:34:02.96
すげえwよくこんな量書いたな

334:いけない名無しさん
11/08/06 04:11:09.69
すげw愛を感じるわwww

335:いけない名無しさん
11/08/08 19:12:46.58
すごいなw 久々に朝生さんに会いにいってくるか

336:いけない名無しさん
11/08/11 15:58:04.01
久しぶりにやりたくなったわwありがとうww

337:いけない名無しさん
11/08/13 17:29:44.49
>>322
すごい!乙です!
読ませてもらってやってみたくなりました
早速ポチってくるー!

338:いけない名無しさん
11/08/14 21:21:58.81
朝生ルートを置いた者だが、長く読みづらいのにご好評を頂いて光栄の極み
しかし、やっぱり長すぎるので三行でまとめてみた

眼鏡
ツンデレ
エロい

簡潔にまとまったところで、自分のレス汚しっぷりが恥ずかしくなったので消える

339:いけない名無しさん
11/08/16 20:02:07.10
すみれの蕾のトウワルート出来たらお願いします

340:いけない名無しさん
11/08/19 13:49:17.77
すみれはキャラごとに複数√がある
どの√が知りたいの?

341:339
11/08/19 15:30:41.30
言葉が足りなくてすみません

未プレイなのでゲームのシステムがよくわからないのですが、とりあえず学園編と歌劇編のトゥルーエンドが知りたいです
バッドエンドも良ければ教えてください

最近中の声優さんに興味を持ったので買おうか迷っています…

342:いけない名無しさん
11/08/19 23:01:09.12
メモリーズの会長ルートを教えてください
エンドにグッドとバッドがあれば、そちらもおねがいします

343:いけない名無しさん
11/08/20 00:40:45.36
だそうです

344:いけない名無しさん
11/08/26 14:09:18.54
サルベージage

345:いけない名無しさん
11/09/01 02:00:56.72
蝶毒の藤田ルートお願いします
GOODだけでもいいので

346:いけない名無しさん
11/09/01 18:53:19.29
>>345
三行でまとめてみた

巨根
変態
乳ィ

347:いけない名無しさん
11/09/01 21:47:01.86
>>345
藤田最萌えだから書いてみたい。しばらくかかりそうだけど
それまで書く人いなければ投下するよ

348:いけない名無しさん
11/09/01 22:13:31.13
>>347
ありがとうございます
お願いします

349:いけない名無しさん
11/09/07 23:45:24.60
>>341
すみれの蕾、攻略でトウワの√見てみたら。
トウワだけでENDが12とかあるんだよ。

350:いけない名無しさん
11/09/27 21:31:43.30
ロイヤルズのサイード√お願いします
EDが複数あるなら通常√のみで結構です

351:いけない名無しさん
11/10/15 09:53:04.28
王宮夜想曲のエドガーのストーリーを教えてください。
バッドでもハッピーでもどちらでもけっこうです。

352:いけない名無しさん
11/11/04 13:24:50.13
各メーカースレで聞いた方が早い気がする

353:いけない名無しさん
11/11/04 16:03:33.74
それを言ったらこのスレの存在意義とは

354:いけない名無しさん
11/11/06 22:04:23.41
「赤ずきんと迷いの森」きつねさんルートを教えてください
GOODとBADの落差が凄いと見たのですが、その2つについてお願いします

355:いけない名無しさん
11/11/06 22:19:50.93
>>354
赤ずきんと迷いの森
きつねさんの美徳は純粋・素直・愛情深い、それが方向を間違えると欠点にもなる
ED部分を簡潔に答えると

GOOD
きつねさんは二つのトラウマを少しずつ払拭していってベタ甘バカップルED
きつねさんは夢に向かって修行中、それを支えるティアナも楽しんでる

BAD
トラウマを悪い方向に向かわせてしまった結果、嫉妬と執着からカニバリズムED
or
もう一つのトラウマから歪んだ力を手に入れた結果、あるキャラを惨殺
その生首を手にティアナを追いかけてくるED

356:いけない名無しさん
11/11/06 22:29:30.84
354じゃないけど乙
>生首を手にティアナを追いかけてくる
怖すぎワロタwなんとなく積んでたんだけど早速崩してくるわw

357:いけない名無しさん
11/11/06 22:32:52.51
基本は可愛いツンデレ×ツンデレのカップルなんだけどなw
トラウマを掘り起こして塩を塗りこんでしまうと恐ろしい結末ってやつだ

358:いけない名無しさん
11/11/07 00:12:01.83
未解決のプリティ☆ウィッチ☆アカデミー!のアキトルート書いてみた

このゲームが金太郎飴というのはよく知られた話だと思う
他のキャラでも展開はほぼ同じなので、ネタバレ嫌な方は回避願います

359:PWA アキトルート
11/11/07 00:13:09.16
魔法の名門学園「シルバースターアカデミー」。
そこには全ての願いをかなえてくれるという黄金龍召喚、通称『黄金の夜明け』を目指して、全世界から優秀な生徒が集まってくる。
東国の田舎アマツ出身の主人公ユメ・キタムラと義理の弟アキト・キタムラも、そこに入ることとなる。
主人公は、アキトが生まれたのと同じ日に、家の前に捨てられていた赤ん坊だった。
ただし、アキトはアカデミー始まって以来の天才と期待されているのに対し、主人公はくじ引きで選ばれただけで、魔法はほとんど使えない状態。
主人公とアキト、各々かなえたい願いを胸に、アカデミーのあるワンダルワンド島の土を踏む。

港でちょっとしたアクシデントに見舞われた主人公を、金髪の美少年が助けてくれた。
少年は魔法の名門貴族の家に生まれた、ユーリ=リンドベルイ。
ユーリは二人をパートナーだと勘違いし、アカデミーまで同行することを申し出る。
その道中、怪物に襲われるが、ユーリとアキトの魔法で事なきを得、無事にたどり着く。
魔法が使えないことで、無力を感じる主人公。
アキトは、今からでもアマツに帰れというが、講師のゲルハルトに「運も才能の一種だ。努力だけでは身につかない。」と励まされて残ることを決心する。
ほかにも、ユーリの婚約者で監督生のシャルロッテや、寮でのルームメイト玉麗と出会う。
こうして、波乱の学園生活が始まる。

アカデミーで、新入生歓迎会が始まる。
アキトと話をしたいが、有名人のためか人垣ができてなかなか近付けない。
そこへ、シャルロッテの取り巻きが現れ、アキトのいるところに連れていくという。
ついて行った主人公から取り巻きたちは学生証を奪い、ついでにダンジョンに突き落として溜飲を下げる。
さんざん迷い、疲れたところをスライムに襲われるが、攻撃魔法を持っていない主人公はどうすることもできない。
危機一髪のところを、アカデミーの先輩カルロスに助けてもらう。

アカデミーの寮は男子寮、女子寮に別れ、それぞれ異性は出入り厳禁。
主人公は禁を犯してアキトの部屋に入る。
アキトと話をしようとするのだが、姉弟以上のスキンシップを求められて抵抗する。
それから、あくまでも姉として接する主人公と、異性としての接触を望むアキトとの間に溝が生まれる。

360:PWA  アキトルート
11/11/07 00:14:10.18
ある日、アカデミーにシグルイ国の第七王子ソイが転入してくる。
しかしそれは、呪いをかけられて子供となった、第一王子クリシュナだった。
主人公を伴ったクリシュナは黄金龍をアカデミーに無断で召喚し、呪いを解こうとする。
が、もう少しのところで企ては失敗に終わる。
頭にかぶった帽子のマジックアイテム『クロウ』に魔力不足を指摘されたクリシュナ。
臨時にパートナー契約を結んだ主人公と強引に交わることで魔力の補充をしようとするが、未遂に終わる。
クロウは、持ち主の願いを何でも3つかなえるというマジックアイテムで、ラック5の人間しか持ち主になれない。
ここで、主人公は特殊属性『ラック5』の持ち主であると判明し、クロウの新しい持ち主になる。

この世界では、魔法使いと魔女は決まった相手とパートナー契約を結び、体を重ねることで効率的に魔力を補充できる。
主人公はアキトのパートナーだと周りから勘違いされていた。
主人公はアキトを姉弟だというが、アキトからは「お前のことは家族だなんて思っていない」と言われショックを受ける。
が、アキトはずっと主人公のことを思い続けていたため、そういう発言をしたのだった。

島をあげてのフェスティバルの中、アカデミーでも出し物をすることになる。
女子寮は喫茶店、男子寮は演劇をすることになり、演劇の王子役にユーリ、姫役にアキトが選ばれる。
アキトはそれが嫌で、演劇の練習どころか授業にすら出てこなくなる。
主人公が探し回り、やっと見つけたのは図書館だった。
ここでアキト暴走。思いあまって無理やり主人公に迫る。
が、クロウに助けを求め、未遂に終わる。
本番当日になってもアキトはやってこない。急遽主人公が代役として駆り出され、何とかその場をしのぐ。
劇終盤になって現れたアキトに、「罰ゲームで許してあげる」というユーリだった。

黄金龍召喚者の選抜試験を前にしてシャルロッテは、アキトに正式にパートナーとなるよう誘う。
主人公に対する思いをふっきれないアキトは、その申し出を受ける。
アキトが、シャルロッテとパートナーとなったことに心が揺れる主人公。
主人公はユーリと仮のパートナー契約を結んで試験に臨む。
試験を何度か経て、最終試験を前にしてアキトへの思いを再確認した主人公は、アキトに思いを伝え、結ばれることになる。

361:PWA アキトルート
11/11/07 00:15:12.14
最終試験は、アキト・主人公組、ユーリ・シャルロッテ組・ロミオ・ジュリエット組で争われることになった。
実はロミオ・ジュリエット組は今まで他のアカデミーに留学しており、今回の試験参加も上のねじ込みによるものだった。
最終ダンジョンを前に愛し合うアキトと主人公。
主人公はジュリエットの罠にはまり、一人でダンジョンにおいてけぼりにされる。
しかし、モンスターと戦いながら、クロウの助けでアキトと再会する。
そして、ダンジョンのモンスターを倒し、見事試験に合格する。

が、その時アキトの背中に魔法の一撃が突き刺さる。
卑怯にも、ロミオが魔法を放ったのだった。
ここで主人公は、最後の願いをクロウにする。「アキトを生き返らせてください」と。
生き返ったアキトはロミオに反撃し、決着がついたのだった。
アキトと主人公は、とうとう黄金龍召喚を行うことになるのだった。

アカデミーに帰った面々を衝撃的な事実が襲う。
実は主人公は黄金龍の半身であり、最近黄金龍召喚が失敗しているのはそのせいだというのだ。
黄金龍を召喚すれば、当然主人公は消えてしまう。アキトは、召喚を拒否する。
だが、アカデミーとしては、黄金龍召喚は至上の命題であり、ぜひとも成功させなければならない。
アマツ侵略に乗じて、彼らの母を人質に取ったのだった。
そして、アキトと主人公が知りたがっていた願いも、龍に頼らず不本意な形でかなえられる。
主人公はアカデミーの言い分に従い、ダンジョンに勾留される
アキトのことを心配しながらも、クラスメイト達もそれぞれの思惑で動く。
16話では、親世代の因縁が語られる。

様々な障害を乗り越え、アキトはたった一人で黄金龍を呼び、戦いを挑んで勝利した。
世界で初めて、黄金龍を使役した魔法使いとなったのだ。
アキトは黄金龍から「この世界は彼女が夢見る世界。壊したくなければ、せいぜい愛することだ」と言われ、主人公を取り戻す。
喜びに沸きたつクラスメイト達。
ワンダルワンド島に『黄金の夜明け』を成功させた証、『龍の息吹』が降り注ぐ。

『黄金の夜明け』からしばらくして、アキトと主人公は、母と三人でアカデミーの裏山にピクニックに行く。
そこに、アキトの父と主人公の本当の母の墓を建てる。
母に二人が恋仲であることを冷やかされ、アキトはもう関係があることを暴露してしまう。
そこへクロウが現れ、アキトの頭に取りつく。
アキトに依然ラックの力はないが、黄金龍を使役したことでマジックアイテムが無制限に使えるようになったのだった。
クロウに主人公との仲を邪魔されまくることを予感させつつ、物語は終わる。

362:いけない名無しさん
11/11/08 12:01:01.22
>>358
横からだけど超乙です!

363:いけない名無しさん
11/11/09 22:37:13.69
>>355
354です
詳細ありがとうございます
まさか食べちゃうとは思わず、しかし興味を引かれてポチって来ました
心してきつねさん攻略したいと思います

364:王宮夜想曲 エドガー ハッピーエンド
11/12/23 21:36:26.24
>>351 プレイシたのだいぶ前なのでややうろ覚えな部分もあるが


主人公は王女。男子継承が原則の国なため、王位継承権は持たない。
継承権第一位は双子の弟・カイン。姉弟は仲良く暮らしていた。
平和な日々を送っていたが、突然の事故により、両親である国王夫妻とカインが亡くなってしまった。
嘆く主人公が側近に見せられた物は、こんな時のためにと秘術で造られていたカインのコピー体だった。
いまはまだ知識のない新たなるカインを、表向きは事故のショックによる記憶喪失だと偽りながら、
王位を継げるレベルまで主人公が育てあげることとなった。

エドガーは主人公の従兄で、亡き国王の弟の息子。国の制度上、カインに次ぐ王位継承権を持つ人物。
いわゆる俺様キャラで傲岸不遜、主人公に対しても上から目線で接してくる。
そのような日頃の振る舞いから、一部の噂では、例の事故は王位ほしさにエドガーが仕組んだものではとさえ言われている。
だが実際には、人を殺してでも玉座を得たいといった執着心は持たず、事故に関わったりはしておらず、
キツイ口調ながらも、記憶喪失という事になっているカインの育成に尽力してくれている。

カインの教育などを通し、それまで従兄妹同士でありながらいまいち親しくなかった主人公とエドガーは、
急速に接近していき、互いに惹かれあうようになっていった。
また、エドガーはカインに疑問を抱いていくようになった。
いくら記憶喪失になったとはいえ、ここまで以前と変わってしまうものだろうかと思い、
主人公の挙動にも不審を感じ、なにか隠しているのではないかと疑うようになった。

エドガーにそれらの事を問われた主人公は答えに窮してしまう。
それに付け込み、エドガーは脅すようにして主人公と肉体関係を持った。
その後、特に謝罪イベントとか気まずくなるイベントとかはなく、
エロノルマのためだけか?という感じにスルーされる。

その後カインは無事に王としての教養を身につけていき、誰もがカインを次期王として認めるようになった。
エドガーも、以前の疑いは間違いであった、よくぞ弟を支え続けたと主人公を誉め、
二人は今度は合意のもとで愛しあった。

エドガーの母は隣国の出で、名誉欲が強く、エドガーをなんとしてでも玉座につけたい、
もしくは隣国の姫君のもとに婿入りさせ隣国の王にしたいと狙っていた。
国王夫妻の事故死で国が揺らいでいる事に背中を押される形で、
後はカインさえ死ねばエドガーが王になれると黒い思考につかれた彼女は、カイン暗殺計画に乗り出す。
雇われた暗殺者に殺されそうになるカイン、それをかばう主人公、そしてエドガー。
エドガーによってなんとか暗殺者は退くものの、暗殺者が皮肉げにもらした言葉により、
他ならぬ自分の母こそが暗殺の手引きをしたものだと知り、エドガーは激昂した。

自分がどこかへ去ってしまえば、母が功名心から悪さをする事もないだろうと、
エドガーは一人で国を出ていこうとしてしまった。
その事を察した主人公は引き止めに走り、エドガーに愛を告げた。
そこにエドガー母もやって来て、全てはエドガーへの愛ゆえだったと泣きながら謝罪した。
主人公はエドガー母を許し、エドガーは国に留まることにした。

改心したエドガー母はそれからは何も悪事は起こさなかった。
やがて即位式が行われ、カインは無事に玉座についた。
そしてその隣には、補佐としてエドガーがつくようになり、
カインは彼のことを兄上と呼ぶようになった。

365:いけない名無しさん
11/12/25 10:27:44.70
>>364
横からだが乙です

366:いけない名無しさん
12/01/15 07:55:11.36
あげとく

367:いけない名無しさん
12/01/17 22:33:29.78
「すみれの蕾」が気になっています
体験版をプレイしたのですがよく関係がつかめませんでした

演劇部に主人公がどういう経緯で入部したのかと
メンバー4人との関係
あとどうして惨劇部なんて呼ばれているのかを教えてください

368:蝶の毒華の鎖 共通展開
12/01/19 19:41:18.53
蝶の毒華の鎖の瑞人【兄】と真島【庭師】を投稿してもいいですか?
藤田【執事】のリクエストはあるので全キャラルートの前提となる設定だけ投下します。

舞台は大正時代。
百合子【主人公】の家は、かつては領主だった由緒正しい家系であるものの、
その日のパンにすら困るほどの借金を抱えた斜陽華族。
その借金をどうにかするため、百合子の誕生日を祝う名目で夫候補(裕福な)を集めて豪勢なパーティーを催される。
しかし、主催者である康之【主人公の父】が殺害されて台無しに。
その状況を打開するためには、借金返済と引き換えに結婚しろと迫ってくる斯波【成金】の誘いに乗るしかないと思われる。
けれども百合子は嫌だった。
斯波の強引な求婚に対する拒絶だけでなく、真島【庭師】に対するほのかな恋心があったからだ。
その矢先、繁子【主人公の母】も持病を悪化させて死んでしまう。
その原因となったのは康之の遺体にも添えられていた桔梗の花だった。
それは明らかに同じ人物の仕業だと思われる。

シナリオは、攻略対象との恋愛か、両親の死の謎の解決かに分かれる。

369:すみれの蕾 学園編設定
12/01/20 10:02:24.31
・主人公が演劇部に入部した経緯
所属していた手芸部が、先輩が卒業して部員が一人になり、しかも顧問の先生まで退職してしまったがために廃部。
学園の規定で必ずどこかの部活に所属しなくてはならない為、他の部活を探していたときにたまたま通りかかった演劇部で、
「衣装をなくしたから公演ができない」「文化祭で公演しないと廃部になる」と部員たちが言い争いをしている現場に遭遇。
元々、舞台衣装を作るのが将来の夢である主人公は、人助け(廃部の件)も兼ねて「衣装を作らせてもらえるなら」と入部を申し出る。
しかし、実は廃部の話は大嘘、衣装どころか公演すらないのに一芝居をうたれ、
ようするに「都合がいい雑用係」が欲しかった部員(主に夜凪トウワ)にだまされて入部させられただけだった。

・メンバー4人との関係
4人とも同級生で学園の三年生だが、ほぼ主人公との面識はない
日下部ハルとは同じクラスだが名前と顔だけ知っているという程度
夜凪トウワ・東清一郎は別のクラスでほぼ初対面
ユキは部活にだけ顔出ししているが、定時制に通っているので、部室で会った時が全くの初対面

・惨劇部と言われている理由
トウワたちが入部したときに、他の部員たちを廃部寸前にして追い出したのが原因らしい。
その後、イケメン歌舞伎役者の清一郎とクールビューティ演出家のトウワ目当てに入部しようとする女子生徒が相次ぐが
トウワが入部を断じて認めないのも関係していると思われる。

・余談
そのトウワがだましてまで主人公を入部させたのは、主人公が男性が苦手ということを知っていて、
ミーハー女子みたいに絶対にキャーキャー騒がないタイプなので、雑用係に最適だったから。

370:いけない名無しさん
12/01/20 13:01:28.36
>>369横からですがお疲れ様です!
やっぱり弟は攻略不可ですか?非常に気になるキャラなんですが

371:いけない名無しさん
12/01/20 14:53:32.07
>>368
おう、頼む

372:いけない名無しさん
12/01/20 16:27:49.38
>>370
弟は本編では攻略不可ですが、ルートと弟エンドはあります。
ただし、18禁展開とスチルはなし。
FDで恋愛対象(18禁展開あり)になりますが、FDは選択肢がなく一方通行でENDまで進むので
攻略するというよりは、スチルがあるピクチャードラマといった感じ。

373:いけない名無しさん
12/01/20 19:55:05.19
>>372ありがとうごさいます 購入の参考にします

374:いけない名無しさん
12/01/20 22:54:40.94
>>368
頼みます

375:蝶の毒華の鎖 瑞人【兄】共通ルート
12/01/21 11:04:55.09
瑞人と百合子は、戸籍上は異母兄妹だけれども血縁上はほとんど他人。
血の繋がりがないと知る前から、瑞人は百合子を異性としても好き。
画家になることを夢見ていたが繁子(瑞人からすれば義母)からの猛反対で断念した。
出生の秘密を知ったのが原因で、花街へ毎晩通い自虐的なまでの放蕩をしている。(百合子は将来の夢を断たれたため放蕩していると誤解している。)
百合子の身代りに屋敷の借金のかたとして自分の体を売っている。

兄に対する独占欲から花街に行かないでと追いすがる百合子に我慢ができなくなり、瑞人は自分の出生の秘密と抑えてきた想いを告白する。
瑞人の告白を受け容れ、ままごとのような恋人として過ごしているうち、百合子の愛情が純粋な兄へのものでなく、異性への愛情をも含んだものに変化する。
(告白を受け容れず、瑞人に自分への想いを断ち切らせるため斯波【成金】と結婚するバッドエンドもある。)
結ばれるまでが共通。瑞人は、愛撫までは余裕綽々のテクニシャンだが、繋がっている最中にはじめて長年の想いを情感こめて告白してくる。

376:蝶の毒華の鎖 瑞人【兄】エンド
12/01/21 11:12:52.95
デッドエンドその1。
蔵のなかでの兄妹セックスに溺れ切っていると、
閉じ込められたうえに外から火が回ってくる。
もう死ぬとわかって、通常にはない激しさで交わり、中射ししつつ、
兄妹共に幸せの絶頂で死ぬ。

3Pエンド。
瑞人の部屋で筆プレイに興じているところに
幼なじみ(※秀雄【軍人】のこと)が闖入。
口封じ目的で、瑞人が妹を使って彼を逆レイプする。
トラウマ級な筆おろし。
享楽重視のセックスにはしる瑞人の壊れっぷりがすごい。

デッドエンドその2。
深夜に屋敷を爆破、炎上される。
庭にも火を放たれ逃げ場がないとわかった二人は服毒心中。
幸せな来世を脳裏に浮かべながら息絶える。
実は瑞人の願望エンド。
(※ゲーム中には明言されないが、公式設定資料集のSSに描写あり)

グッドエンド。
二人でフランスに行って、瑞人は画家として成功する。
そこでも二人は兄妹として生活しているので、
斯波が百合子を追いかけて求婚してくる。
不安に駆られた瑞人はずっと封じ込めていた願望を口にする。
それは百合子との子供が欲しいというもので、百合子もそれを望む。
(※洋装でも着衣セックス。瑞人の脱ぐシーンは作中一度も出てこない。)
あたたかい家庭を作りたいと瑞人が唯一生きる希望を持つエンド
にもかかわらず、二人が兄妹すぎるので
子供を作ろうとしている背徳感が一番印象に残る。

377:蝶の毒華の鎖 真島【庭師】/背景&真相解明ルート
12/01/21 11:16:26.52
真島は、繁子とその兄との近親相姦で生まれた子供。
つまり、百合子とは異父兄妹。
それが原因で、康之に育ての両親を惨殺され、
本来の目的だった自分だけが重傷を負いながらも生きながらえる。
その復讐のために屋敷に使用人として仕えている。
一連の事件の犯人は真島。
「闇の阿片王」なんて二つ名がある阿片取引の大物。
近親相姦を一番おぞましいと思っているにもかかわらず、
百合子に一目ぼれした。

真島は、早くから展開が分岐するのでエンドでまとめる。

真相にかすりもしませんでしたエンド。
事件について考えていると、阿片でラリった三郎【ブサイク下男】が登場。
身代金目的で誘拐され、乗せられた車がクラッシュ。
それで視力も聴力も失ったから、真島に抱かれていてもそれを知りえない。
それでも、自分と同じ甘い匂いだけは分かる。
だから百合子は幸せにしている。
とりあえずチャイナ服いいよねエンド。

真相解明エンド。
真島の出生の秘密をつきとめ、彼が犯人だと推理する。
百合子は、たった一人で真島と対峙。彼の深い苦悩を知る。
腐った果実の臭いがすると自嘲する真島に、
太陽の匂いを感じていたと擁護する百合子。
真島は、真実を知っても単身で自分を説得にきた百合子を殺すことはできず、
最後に彼女を抱きしめて立ち去る。
恋心を告白しようとした百合子の言葉は塞いだままで。
(真相にかすったけど、力及ばず殺されるエンドもあり)

378:蝶の毒華の鎖 真島【庭師】/復讐続行ルート
12/01/21 11:23:15.40
何も知らず無邪気に自分を慕ってくる百合子に、真島の愛憎は深まる。
そんななか、レイプしようとした三郎を百合子が殺害してしまう。
それをきっかけに復讐を続行。
屋敷に住んでいる他の人間も帰らない状況にして、さらに追いつめる。
最終的には百合子を身売りするところまで貶めるのだが、
そのころには彼女の心が壊れてしまっていた。
―客として百合子の元を訪れる真島。
自分がそうしているにもかかわらず他の男に嫉妬したりもする。
百合子の精神はすっかり退行していて、真実を話しても理解ができない。
永遠に、真島を慕ってくる無邪気で綺麗なお姫様のまま。
憎いけれども愛しい。
真島は、その想いをぶつけるように抱き、涙ながらに愛を告げる。


おまけ。瑞人【兄】グッドエンド上
真島は、百合子との会話で彼女が瑞人を唯一の家族として慕っているのを知って傷つく。
さらに、百合子が瑞人と近親相姦の関係にあることを知り、
瑞人が真島の本業に気付いたこともあって、
屋敷ごと二人を燃やして復讐を終わらせようとする。
しかし、偶然火の手から逃れていた百合子を発見。
攫っていこうとしたら、そこに瑞人が登場。
口論の末に血の繋がりがない兄妹である(真島的に近親相姦ではない)ことを告げられる。
百合子が近親相姦してなくてよかったと思う一方で、
自殺未遂を起こすほどの傷心ぶり。

379:蝶の毒華の鎖 真島【庭師】/復讐未遂ルート
12/01/21 11:30:33.05
真島が復讐しようと思っていた夜、
何も知らない百合子は彼に恋心を告白する。
過去の憎しみよりも百合子への愛しさが勝り、
思わず復讐決行を中止する真島。
それでも近親相姦するわけにはいかないと、
百合子に自分を諦めさせようとする。
そんなシリアスに苦悩する真島に対し、
百合子は開き直って、
世間知らずのお姫様らしいアタックを一途にかけるのだった。

ぎくしゃくした兄妹になりましたエンド。
真島は、百合子と一緒にいることにするが、
恋人としてではなく家族として接することを選ぶ。
自分の過去を全て百合子に明かし、周囲の人間にも自分の妹だと紹介。
阿片王の仕事中には常に彼女を隣にはべらせる一方で、
毎夜商売女を抱くという独占欲と抑圧が伺える兄ぶり。
百合子にとって真島は愛しい男性のままだが、
彼はその想いを受け入れてはくれない。
自分の存在意義が欲しいと努力した結果、
百合子は真島の組織のナンバー2となり
「氷の女帝」という二つ名で呼ばれるようになる。

グッドエンド。百合子のアタックに真島が折れる。
真島は、素直に百合子へ恋心を告げ、
繁子【百合子&真島の母】に実の兄だけど百合子をもらいます宣言もして
ある意味で復讐を遂げる。
その後に泊まった旅館で結ばれる。
おでこにキスしたり、怖がるといけないからとエロを進めるごとに許可をもとめたり、
かなりこそばゆい互いが初恋同士のセックス。
でも、外見が似ていたり互いの甘い体臭に落ち着いたりと
血の繋がりを感じさせる描写もあり。
真島は百合子と事実上の夫婦になる。
兄妹であることも、自分が阿片売買に手を染めていることも
百合子には明かさないまま。
真島にその能力がないので子供もできない。
いつまでも新婚夫婦のような二人。
仕事があるためいつも一緒にいられるわけではないが、
真島は百合子を幸せにするために生きていて、
それを幸せだと感じている。

380:368
12/01/21 11:33:29.49
ごめん>>375に改行するの忘れた

381:いけない名無しさん
12/01/21 12:27:02.27
>>380
乙!面白かったよ

庭師にはなんというかハッピーエンドないのか
あと復讐を続行した理由がいまいち分からないな、買ってやれってことか

382:いけない名無しさん
12/01/21 18:05:51.00
>>369
>>367です
とてもわかりやすい説明ありがとうございました

…男が苦手な主人公をそれなら好都合と男だらけの部活に誘うトウワ
なんたる鬼畜w
そういや体験版でも歌劇編でまで冷たかったな
攻略できるのが信じられない

383:いけない名無しさん
12/01/21 21:46:20.94
>>380
乙!

384:いけない名無しさん
12/02/06 23:17:25.05
>>364
本当にどうもありがとうございました!

385:いけない名無しさん
12/02/08 19:08:00.72
>>381
復讐を続行した理由はゲームでもはっきりしないよ
そこが態度の変わる境目だってことしか
本スレでそれに対する解釈が書き込まれてはいたけれど

私の要約でも面白いと思えるようなら買って損はないと思う
もう買った後かもしれないけどw

386:板の移転議論中@自治スレ
12/03/07 17:15:06.55
蝶毒の斯波のストーリーどなたか教えてください

387:板の移転議論中@自治スレ
12/03/07 23:03:50.99 bYkOJ7WK
age

388:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/03/10 00:38:58.23
>>379
兄様ルート最後の真島の行動はどういう心持ちで何のためだったのか
作中で描写もないし生死も不明のはずでは

389:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/03/10 00:40:22.77
>>378だった

390:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/03/16 18:31:43.89
蝶毒の鏡子さんのストーリー教えてください

391:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/03/16 20:56:01.69
あげ

392:蝶の毒華の鎖 真島【庭師】/一部修正
12/03/24 07:43:15.01
>>388
指摘ありがとう
訂正してみたけどこれで大丈夫かな

>>378の最終行
(百合子が近親相姦してなくてよかったと思う一方で)
自分の手にとれるものではなかったのだと
百合子を見つめながら悲しげに微笑む。
その後、汚らわしいものを浄化するために火を放った屋敷へと
真島自身が駆けていく。

ちなみに、その後の消息は不明だけど生きている可能性が高い
(焼け跡に真島の死体は無く、
真島が手にしていたと思われる野宮家の借金の証書が
野宮兄妹の元に送られてきた描写がある)

393:蝶の毒華の鎖 鏡子ルート
12/03/24 07:44:06.18
百合子は、鏡子に繁子【母】と桔梗の関係を訊ねる。
そこで母の日記があるという手がかりを与えられたものの、
それを探していた蔵の中で何者かに強姦されてしまう。
その恐怖から自分の部屋に引きこもる百合子。
真島も、瑞人も、藤田も、男だということで拒絶反応が起きてしまう。

塞いだ様子の百合子の元を訪れ、自分の屋敷へ連れていく鏡子。
同じように強姦された経験があるからその辛さは分かると百合子を慰める。
あの屋敷は危険だから自分の元にいるといいという誘いにのって
百合子は鏡子と共に過ごすことになる。
鏡子は、破瓜した場所を癒すためだと百合子のなかに毎日薬を塗りこみ
男を喰らうかのような自らの交尾をみせつけて
百合子を教育していく。

自分を犯したのが三郎【ブサイク下男】だったと鏡子から知らされた百合子。
目の前にあるのは、裸のまま縛りあげられ、
その醜悪さをあらわにしている男という存在。
鏡子は、男など摩羅さえあればいいと言い、
可愛らしくて美しい百合子のような女性が好きだと言う。
百合子はそんな鏡子に共感を覚え、
惨殺した三郎の死体を床に転がし、寝台の上で鏡子と交わる。

394:蝶の毒華の鎖 斯波【成金】共通ルート
12/03/24 07:46:03.46
斯波は孤児になって以来、傷つけ合い奪い合うのが当然の貧困の底で生きてきたが、
幼い百合子が深い事情は知らずに、
斯波を追ってきた人間から庇い、泥だらけになった顔を拭うといいとハンカチをあげたことから
彼女と同じ場所に行きたいと思い、必死に努力して成り上がった。
だが、そんな真実を話したら女々しいと思われると考え、
>>368のような求婚をしてしまっている。

斯波のアプローチは性急といえるほどで、
特に百合子から拒絶されると感情が抑えきれなくなり、
無理に口付けたり抱こうとしたりしてしまう。
事業で忙しい間をぬって会いにきているのも、拒絶した瞬間にする悲しげな表情も、
百合子には分かるし、心にも響いている。
それでも、その好意を素直に信じることができない。
そんな折に斯波が鏡子と口付けているのを目撃してしまった百合子。
鏡子にとってはそんなのは何でもないことで
>>393でもわかるとおり男にそういう意味では興味が無い人)
斯波にとっても元パトロン相手のビジネスライクなことでしかないのだが、
百合子には斯波が自分を弄んで楽しんでいる証拠に映ってしまう。
そして、百合子は他の男との見合いを決心してしまうのだった。

395:蝶の毒華の鎖 斯波【成金】バッドエンド
12/03/24 07:47:10.01
百合子は他の男と婚約する。
それを耳にした斯波は怒り狂い、不吉な捨て台詞を残して去っていく。
その後、それを実行したかのように、婚約相手も自分も借金まみれになる。
しかも、そんななかで瑞人【兄】が女と入水自殺をしたという報せを受け、
その死体を検分して呆然自失の状態にある百合子。
そこに斯波が姿を表し、なおも求婚する。
百合子は斯波が一連の事件の犯人であると思いこみ―

監禁エンド。
百合子は自分も死んで、先に逝った兄の魂と共に両親のもとへ行こうと考え、
瑞人が入水した川へその遺髪を手に飛び込む。
しかし、その行動は斯波を狂気の決断へと追い込むものだった。
斯波は背格好の似た死体を用意し、
表向きは死んだことにして、百合子を座敷牢に監禁してしまう。
自殺しようとしたときに視力を失った百合子は、
事件の犯人が斯波であると誤解したまま抱かれ続ける。
時が経ち、百合子は狂ったように斯波の男根を求めるようになる。
すっかり元の誇りや才気を失った姿を嘆きながらも、
斯波はそんな百合子の体に耽溺する。

まさに後悔エンド。
百合子は復讐を決意し、斯波と結婚する。
やがて、百合子が酒に盛っていた毒がまわり、斯波は死に至る。
復讐を終え、無為に日々を過ごすなかで見つけた斯波の日記。
そこに書かれていた事実に百合子は愕然とする。
そこには、百合子に対する真摯な愛と、
百合子が毒を盛っていたことも知っていて飲んでいたことが書かれていた。
日記の言葉と、斯波が最期に遺した言葉はまるで同じ。
「幸せだ……幸せだ……」
最後のページに綴じられていたのは薄汚れた白いハンカチ。
それを目にしたとたん、百合子の脳裏に斯波と初めて出逢ったときの記憶がよみがえる。
誤解が解けて悔やんでも、もう、斯波は帰ってこない。

396:蝶の毒華の鎖 斯波【成金】グッドエンド
12/03/24 07:48:07.50
見合いはどうなったのかと屋敷を訪れた斯波が過労で倒れ、
百合子は自分の部屋で休ませることに。
(ちなみに屋敷の前で見た真島【阿片王】を警戒した見合い相手は百合子に断りをいれている)
たびたび、夜会よりも前に会ったことがあるような発言をする斯波。
百合子がそれを訊ねると、斯波の口から百合子との出逢いとどれほど彼女を想ってきたかが明かされる。
例によって先走ってしまう斯波。
しかし、その想いを知った百合子は彼を信じ、その身を捧げる。
行為が終わった後、斯波は再びプロポーズする。
条件をつきつけるのではなく、ただ自分と結婚してほしいと。

しかし、百合子が堂々と恋愛し幸せに結婚するのを許せない真島は、
彼女を攫い、貶めようとする。
それを追って助け出そうとする斯波が作り出した隙に乗じて、
百合子は車中から海へと飛び込む。
自分を貶めようとするものに抗うために。

斯波の必死の救出により一命をとりとめた百合子は、
無事に斯波と式を挙げ、夫婦となる。
斯波が実は自らと同じ境遇の子供を無くすために尽力していると知り、
百合子もまた金儲けが卑しいという認識をあらため、彼を支えていく決心をする。
百合子を毎晩愛しぬくと誓い、何度も抱く斯波。
斯波のことは愛しているが、この萎え知らずの男の相手を毎晩するのかと思うと、
百合子はほんの少しだけ不安になるのだった。

397:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/03/24 07:48:27.66 zTg5o0LK
ろくにプレイしていないキャラだから
うまく要約できなかった
長くなってしまったのに、大切な部分が抜けてるかもしれないので
誰かフォローよろしく

398:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/03/24 23:01:50.10
>>397
横だが乙です
ちょっとだけ補足しますね

監禁エンドの正式名は「座敷牢の恋人」
視力を失った百合子の官能を高めるためか、乳首には鈴がくくりつけてある
快感にのたうちまわるたびに、座敷牢に鈴の音が響く
狂ったように激しく交わる二人
快楽の終焉を迎えるとき、百合子は斯波ののど笛を噛み切りたい衝動に駆られるが果たせない
月のものが止まったのを自覚した百合子は、腹の子はどうなってしまうのか・・・、と不安におののきつつ物語は終わる

グッドエンドの正式名は「優しい男」
百合子の態度などお構いなしに、ある時は強引に、ある時は不敵に、そしてまたあるときは誠実に求婚し続ける斯波
百合子と結婚できるなら、たとえほかの男の影があってもまったく気に掛けない
それほどまでに斯波が執着する理由は、斯波グッドルートで明かされる
どん底の少年時代追手から逃げているとき、幼少時の百合子に匿われたこと
そのことが忘れられず、百合子から渡された白いハンカチを、斯波はずっと大事に持っていた
斯波は徒手空拳から実業家に成り上がり、華族の求婚者としての体裁を整えた
その思い出を打ち明けられ、百合子は初めて斯波に身を委ねる

自分もうろ覚えなんで補足が完全でなくてすみません




399:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/03/26 01:14:25.05
黒と金の開かない鍵の弟ルートお願いします。

400:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/03/26 19:01:03.65
>>393>>398
どうもありがとうございます。蝶毒買ってプレイしてみます!

401:解決まとめ1/2
12/03/28 19:17:56.54
【あ行】
赤ずきんと迷いの森:きつね >>355
Under the Moon:隠しC(乱交)ED>>43/???(キャラ名)>>47-48/カイル純愛>>109,C愛憎Bad>>185
いじわるMyMaster:基本の流れ>>139/アインス>>99/リュカ>>140-141/隠し>>146-147/エヴァンス>>155
            デルタ(ハッピーED)>>179-181,(バッドED)>>202/レオン>>210->>214
王宮夜想曲:エドガー >>364

【か行】
銀の冠碧の涙:和泉亮 >>174/浅野泰博 >>276-279/谷村慎一郎(鬼畜ED) >>283-284
クレイジーラビッツ~別れさせ屋の兎桐事務所~:卯乃屋恭介(バッドED)>>315-319
黒と金の開かない鍵。:園村郁人 >>291

【さ行】
仁義なき乙女:那由多龍(天国できっとED)>>97/家族ED>>112-113
朝生義之(うそつきED)>>178/幸せのスミレED)>>325-327/(白に還すED)>>328-329
(一粒の涙ED) >>330/(私の幸せED)>>331
       天音京吾(届かぬ叫びED)>>178
Step-二人の関係は一歩ずつ-:楢崎浩太>>65-68
すみれの蕾:学園編の設定 >>369



402:解決まとめ2/2
12/03/28 19:18:28.30
【た行】
蝶の毒華の鎖:共通展開 >>368/瑞人 >>375->>376/真島芳樹 >>377-379>>392/天海鏡子 >>393/斯波純一 >>394-396
月ノ光太陽ノ影:甲斐聡(妊娠ED)>>18/周藤信彦>>87/一輝>>121/智也>>233>>267/遊佐>>262/3Pルート>>264-265
月ノ光太陽ノ影-Another Moon-:甲斐聡>>77-81/一輝>>104/遊佐拓海>>188
つばさの丘の姫王:ペチュニア >>305-306
ツンデレ☆S乙女:奈木颯也(時の番人ルート)>>236>>238
デザートラブ:結城一臣>>28>>30

【は行】
バトラーズ~召しませお嬢様~:右京真治>>297
ブラザーズ~もっと恋するお兄様~:春日雪斗>>175/春日総一郎 >>293-294/春日由鷹 >>312-313
プリティ☆ウィッチ☆アカデミー!:アキト >>359-361
星の王女:立花和希(先に希望もない死にED・全キャラ攻略後のオマケ兄ED)>>11
星の王女~宇宙意識に目覚めた義経~:喜三太>>74/佐藤継信>>127-128/佐藤忠信(歪んだ楔ED)>>227

【や行】
夢をもう一度:雪村繪>>12-13/ストーカー(中田正義)ED>>17
夢をもう一度 幸福の風:秋元健二>>33

【ら行】
ラヴァーズコレクション:村田俊哉>>93
リドル・ガーデン:オーランド(全体の真相も含む)>>246-255
Love☆Drops:佐倉智哉>>35


403:未解決まとめ
12/03/28 19:20:04.51
【あ行】
赤ずきんと迷いの森:狼さん

【か行】
クレイジーラビッツ~別れさせ屋の兎桐事務所~:卯乃屋恭介(グッドED)/稲葉拓巳

【さ行】
Step-二人の関係は一歩ずつ-:八口一
すみれの蕾:トウワ

【た行】
蝶の毒花の鎖:藤田均
つばさの丘の姫王:ダウス
Dessert Love~彼とのはじまり~:榊誠司
といろ小町~紅に染まるそのときまで~:サリィ

【は行】

Pretty flap~ショコラテイスト~:霜月海(出来たら日本帰国理由も)
星の王女3:おおまかなストーリー/アマテラス
星の王女~宇宙意識に目覚めた義経~:佐藤忠信(歪んだ楔ED除く)/後白河法皇

【ま行】
memories:十津道也

【や行】
夢をもう一度:一姫真矢

【ら行】
ラヴァーズコレクション:北村直樹(輪姦ルート?)
Love☆Drops:ユーゴ
ロイヤルズ~誘惑の王子様~:サイード


間違いなどあればどなたか補完よろ

404:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/03/29 13:49:17.70
>>401-403
まとめ乙!

未解決も結構あるんだな

405:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/03/29 18:49:32.01
>>401-403


ついでに支援age

406:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/04/05 18:19:04.21 ap1vkCAC
>>401-403
乙です

>>399 ではないんですが黒と金の開かない鍵の弟
トゥルーエンドしか説明ないのが気になるので
他のエンドのネタバレもお願いします

407:黒と金の開かない鍵・弟ルートBAD集
12/04/05 21:20:39.84
>>406
プレイは結構前にやったので
起動してたしかめてるけど前提が間違ってたらごめん
あと文章力がないので人称とかは補完してほしい、メンゴ

・BAD
「哀しく歪む顔」
弟とギクシャクしている奏(ヒロイン)は透央(チャラくなった同級生)に「お互い元通りになりたい」と相談する
すると朝早く透央がやってきて「お前が好きだ」とややレイプっぽくHする
やめてという奏だがこれは弟からの提案だという「郁人は姉離れしたいんだと思う」
弟は部屋の向こうからそれを見ている。どうしてそんなに哀しい顔をしているのどうして―、で終了

「隠されたもう一つの顔」
弟の自慰を見たけど放置し、元の騒がしい日常が戻ってきたと思った奏
そんな時弟が毎日朝食を作ってるんだけど、たまには料理の一つでも作れよと言う
透央は料理を食べたいというし、確かにたまには手伝わなくてはと思いキッチンで卵焼きを作ろうとする
そこで弟が手伝ってくれるかと思いきや後ろから抱きしめて下着ずらして弟が悪戯
「俺の見たんだからあんたもさせろ」「もっと早くこうしていれば良かった」と言動はレイプっぽいが指入れるだけ
最後に濡れた指を「姉貴卵割るのに失敗しちゃって」と見せつける、いたたまれなくなった奏はその場から逃げる
しかしもう弟から逃げられないだろうという独白で終わり

トゥルーと対になってるBAD
「禁忌の扉」
「お兄さん」との語り合いでトゥルーなら本来は目覚めて「郁人が好き」というのだけれど
こっちはそれがなくて勝手に寝ている部屋(郁人と奏は部屋に別々に鍵をかけている)に入り込んで
押し倒して寝ている自分にキスをしてた郁人に驚いて奏は「やめて」と言ってしまう
それにプッツンしてしまった郁人はそのまま奏をレイプ、奏は処女だったので郁人は「指咥えてみてなくて良かったぜ」とせせら笑い
「姉貴が悪い、俺の気持ちをずっと無視して…」という、奏も「ごめんね、郁人」と元のネガ思考スパイラルに…
ゲーム開始前のダメな姉と完璧な弟に戻った二人、奏はもともと引きこもりだったので郁人は奏をプチ監禁(自宅だけど)
ふたりでH三昧の壊れた日々を続けるのでした

黒と金の開かない鍵とは姉弟互いの部屋の鍵(キャラによってこの鍵の意味は違うが郁人ルートではそういう流れ)というオチでした

408:クレイジーラビッツ~卯乃屋GOOD1
12/04/06 00:32:16.54
横だが>>407
それでは自分も未解決のクレイジーラビッツ~別れさせ屋の兎桐事務所~卯乃屋GOODを書いてみる

それまでの流れは>>315-316参照
不知火に食事に誘われる場面でGOODの「卯乃屋に相談」を選択

仕事の途中なので卯乃屋に相談しようと電話をかけるが、コール音のみで電話に出ない
主人公はやきもきするが、不知火は主人公の気持ちなどお構いなしで強引に電話を切り食事に誘う
不知火の作った本格的なフレンチに感激する主人公
食事が進み、ワインも勧められるままに飲むうち、主人公は不知火に告白される
依頼者との恋愛は厳禁だと言っても、依頼期間が終わればいいんだろう、と引く気配がない
不知火の口説きにほだされそうになった時、タイミングよく卯乃屋から電話がかかってくる

電話で卯乃屋に不知火と会っていること、またストーカーが出没したことを説明する
すると、卯乃屋は一瞬黙り、事務所にすぐ戻るように指示を出す
名残惜しそうにする不知火にドギマギしながらも指示に従う主人公
事務所に戻った主人公は、不知火のことで心が揺れつつ寝入ってしまう
それを見た卯乃屋はそっと毛布をかけるのだった

次の日、不知火のストーカーについて、兎桐事務所の面々で作戦会議を行った
ストーカーの好みの男を演じる、という卯乃屋の言葉にチクリと心が痛む主人公
しかし卯乃屋は好きな男を脅すような人間に情けをかける必要はない、という
卯乃屋はストーカーの家の鍵を入手し、不知火の秘密を探ってくるように指示する
単独で行動しなければならない重大な任務に責任を感じる主人公だった

主人公は緊張しながらストーカー宅へ潜入し、捜索を開始した
不知火の写真やポスターで埋め尽くされ、執念を強く感じさせる部屋に寒気を覚える主人公
さまざまなところを捜索するものの、いっこうに秘密らしきものはない
クローゼットを開け、一番下の引き出しに隠されたものを見て、主人公は息を呑んだ
そこにあったものは、不知火が殺人を犯した瞬間の写真。殺されたのは、失踪したグラビアアイドル
血まみれの男物のストール。不知火の手帳。そして、ビニールに入った白い粉

背後に人の気配を感じた時、そこには不知火が立っていた
不知火は殺人の証拠隠滅を図るため、主人公を尾行しストーカー宅まで来たのだった
先日口説かれた時の優しい顔が嘘のように、恐ろしい本性を現す不知火
なぜ殺したのか、問う主人公に、売春と覚せい剤をやめると言ったから、と答える不知火
不知火は従えたヤクザに主人公を縛らせ、証拠を取り上げて拉致する


409:クレイジーラビッツ~卯乃屋GOOD2
12/04/06 00:43:32.87
埠頭の倉庫まで連れてこられた主人公
不知火を筆頭に男どもは、ストーカーは殺して山に捨て、主人公は薬漬けにして売春させようと決める
透明な液体を満たした注射器を見せられ、まさに薬を打たれようとしたその時
卯乃屋と因幡が主人公を救いにやってきた

嬉々としてトンファーをふるい、男どもを倒していく卯乃屋。主人公を人質に取ろうとする男は、因幡によって倒される
高みの見物を決め込む因幡に、主人公は卯乃屋をサポートしないのかと聞く
下手に助けると好物のアイスを冷蔵庫から出して放置するいやがらせをするから、と説明する
二人とも小学生か、と呆れる主人公だった
そうこうしているうちに、卯乃屋はすべての男を倒していた
警察が来て不知火は逮捕された。バックの暴力団もいずれメスが入るだろう
ストーカーを一週間以内に見つけたら勝ち、という不知火との賭けが成立しなくなって、悔しがる卯乃屋だった

その日の夜。月明かりの下、事務所で一人ビールを飲む主人公。そこへ卯乃屋が現れ、杯を共にする
いろいろと離しこむうちに、いい雰囲気になり、卯乃屋にキスされてしまう
が、卯乃屋の態度がおかしい。しばらく考え込んだ挙句に「好きだ」と告白する
また二人の唇は合わさり、今度は深いキスへ
ひとしきり唇をむさぼった卯乃屋は「いいのか?抵抗しないとこのままヤるぞ?」と囁く
「世界で一番の口説き屋に抵抗できるわけがない」と答える主人公。そのまま二人は肌を重ねる

<卯乃屋Hシーンセリフ集>
「ダメだ。いまさら、逃がさない」
「なんでかな。何人ともこうしてきたのに、今日はたったこれだけですげえ興奮する」
「お前でもそういう声、出せるんだな」
「すげえ、色っぽい。もっと聞かせろよ」
「立ってきた。かわいいぜ、おまえのココ」
「待たない」
「ほらこうして、……うん、いい眺めだ」
「お前の胸、ドキドキしてるのが伝わってくる」
「コレ、触ってみろよ」
「これでお前の中をいっぱいに満たしてやるよ。イイとこ、たくさん突いたり擦ったりしてやるからな」
「言葉で責められるのも好きみたいだな。やらしいな、お前は……」
「もっとたくさんかき回してくれ、ってヒクついてねだってる」
「ほら、ココだろ?すごいな、ココ。こうやって擦るとぐいぐい締め付けてくる」
「こうしてみてるのも楽しいが……そろそろ俺も我慢の限界だ」
「力、抜けよ」
「っ……、そんなに動かすなよ。焦るな」
「くそっ、たまんねえな。お前最高だ」
「もっとして欲しいか?言えよ、お前の欲しいのは誰だ?」
「もっと乱れろよ。全部、俺の前にさらけ出せよ」
「俺も……、我慢できそうにない……っ」
「好きだっ……!」
「大丈夫か……?悪い、手加減できなかった……」

そして、二人が結ばれた後、兎桐事務所は社内恋愛禁止のため、主人公はキリコの事務所で働くようになった
卯乃屋と籍を入れた主人公は、第一子を妊娠中
幸せをかみしめる主人公に、子供が産まれたら結婚式をしよう、と言う卯乃屋
卯乃屋が複雑な家庭に生まれ、親とも音信不通なことを知っている主人公は驚く
自分が父親になることで、親との関係も考え直そうとしている卯乃屋をいとおしく思う主人公
二人の幸せはまだまだ続くことを予感させつつ物語は終わる


410:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/04/06 20:15:24.50
乙!ついでにage

411:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/04/08 23:15:24.91
リクエストのあった蝶毒藤田ルート書いてみました
共通展開については>>368参照
ゲーム内の時系列に沿って書いたため、バッドエンドが先になってます
バッドがきつく、かつ公式からも変態度は群を抜いている扱いの藤田なため、文字だけでも駄目だという方は最後の方だけ見てください


412:蝶の毒花の鎖 藤田ルート1
12/04/08 23:20:12.64
藤田は、百合子が幼いころから野宮家に仕えていて、よく百合子にチョコレエトなどのお菓子をくれていた。
現在は、野宮家の家令として、傾いた家を何とかしようと奔走している。
ある日求婚者の斯波から食事に誘われた百合子は、藤田を供に連れて行きたいと申し出る。
が、そのようなことはできない、とにべもなく断られる。
帰宅後、藤田は百合子の申し出を断ったことを詫びる。
「家来が主人と食卓を供にする僭越なことはできない」という藤田に、百合子は「一緒に食事をしましょう」と命令する。
困惑する藤田をよそに、藤田にもっと近づきたい百合子は、自分たちの身分を知られないところへ、一緒に遊びに行こうと誘う。
どうせ自分はいつかは嫁いで、藤田とは別れてしまう。そんな気持ちから、そういったのだった。

屋敷に来た鏡子の話に衝撃を受ける百合子。
落ち込む百合子に、藤田がホットチョコレエトを作って慰めようとする。
もっと鏡子の話を聞いてみたい、と思う百合子だったが、なぜか藤田は賛同しない。
よくない評判のある鏡子と親しくしてほしくない、という藤田に、百合子は癇癪をおこす。
癇癪を起こすほど元気になった百合子を見て、安堵する藤田だった。

斯波に天海家の食事会に誘われるが、百合子はあっさり断る。
そして藤田に、以前言っていたとおり、一緒に外出しようと誘う。
困って、その申し出は受けていないという藤田だったが、でも拒絶していないという言葉を百合子に返される。
病床の繁子を置いていけないという藤田だったが、女中に任せておこうと説き伏せる。
どうにも煮え切らない藤田の態度に、なら一人で行くという百合子。
仕方なく藤田は折れ、二人で浅草の活動写真に行くことになる。

珍しく和服を着た藤田と浅草までやってきた百合子。
外でも藤田はつい姫様と呼んでしまうが、注意され「百合子さん」と恥ずかしそうに呼び直す。
活動写真の小屋は人でいっぱいだった。
見えない、という百合子を藤田は唐突に背負う。
「子供じゃあるまいし、こんなの恥ずかしい、」という百合子に、「私から見たら、あなたは子供ですよ」という。
背負われて藤田と密着していることで、その体温や鼓動を密に感じる。
また、男くさい藤田の体臭を、なぜかいやだと思わず、いつまでも嗅いでしまう百合子だった。

活動の後、二人は喫茶店にやってきた。
早く帰りたがる藤田だったが、百合子が行きたいとねだったのだ。
アイスクリームを食べながら、百合子の縁談の話になったとき、藤田は少し悲しそうな顔をした。
話題を変えようと、あえて明るく藤田が活動の俳優にそっくりだと話すと、今度はムッとした表情になる。
理由を尋ねると、「異人の姿をしていて良かったことは何もない」と答える。
藤田のことを聞きたい、という百合子に、英国人の血が混じっているだけで平凡な人生だ、という藤田。
「そんなお前が好き」という百合子。
しかし、「男に対して、そういうことを軽々しく言ってはいけない」と藤田にたしなめられる。
ここで分岐
【性格が好き】
【目の色が好き】


413:板移転投票実施決定@詳細は自治スレへ
12/04/08 23:23:43.29
<目の色が好き、を選ぶとバッドエンド「上海愛玩人形」へ>
自分は幼いころからこの目が原因でいじめられてきた、だからこの目が嫌いだという藤田に、百合子は返す言葉がない。
いやなことを思い出させたと詫びる百合子。
身体的特徴はあまり口にしない方が無難、と藤田は忠告する。
間もなく訪れる母の死。部屋にばらまかれた桔梗。しかし、その言葉には意味がないと考える。
そして、三郎が百合子を拉致して暴走する。アヘンで狂った無謀運転の果ての事故。
その事故で重傷を負い、視覚と聴力を失った百合子。
そんな百合子をやさしく扱う謎の男。
どことも知れない屋敷で豪華な料理を食べさせ、美しいチャイナドレスを着せている。
自分と同じ甘い香りのする男は、夜毎百合子と枕を共にする。
男に優しく抱かれ、忘我の時を過ごす、そんな日々に幸せさえ感じている。
もし、自分の視覚と聴覚が戻るのなら、一目この男を見たい、男の声を聞きたい、と思いながら……。

※性格が好きを選ぶ
それを聞いて、藤田は妙な顔をする。
いつもお説教をするからうっとうしがられているだろうと思っていたのに、以外にも百合子は自分のことを考えて忠告してくれていることを理解していた。
感激して、「姫様は本当に大人になられたかもしれませんね」という藤田。
もっと一緒にいたいという百合子に、藤田は「私は、そういう身分の差さえなければ……」と本音を言いかけて口をつぐむ。
深く追及しようとするが、病床の繁子が心配だと遮って帰宅を急ぐ。
もどかしく、拒否されるのが怖いという思いを抱えながらも、もっと藤田と一緒に過ごしたい百合子だった。
帰宅して、藤田は誘ってもらったことへの礼を述べる。
また行きましょう、と声をかけた百合子に答えず、ほほ笑むだけの藤田。
そんな藤田を見るとチクリと胸が痛むのを覚えるのだった。

そして訪れる母の死。火が消えたように静まり返る野宮家。
両親の死に思いを馳せ、それに関わる桔梗について考える。
ここで分岐
【桔梗の名前に意味がある】
【桔梗の花言葉に意味がある】
【意味はない】

<意味はないを選び、ひたすら藤田をいたぶる選択をするとバッドエンド「永遠の下僕」へ>
さまざまな出来事の末に藤田と結ばれた百合子だが、身分のことを考えるとやはり結婚はできない。
そこで百合子は、「お互いのことには干渉しない」を条件に斯波の求婚を受け入れた。
嫁ぐとき、男妾としての藤田を伴って。
数年後。斯波との間に一男一女に恵まれた百合子に、娘時代の初々しさは見る影もない。
公然と藤田とただれた関係を持っている。
藤田など、他の使用人に「奥様の犬」とひそかにあだ名されているが、それを知ってもどこ吹く風。
歪んだ関係だが、百合子は藤田を愛している。そして、藤田も。
巨大な藤田の道具に突かれながら、百合子の乳首から母乳が滴り落ちると、それを歓喜の表情で舐めしゃぶる藤田。
「姫様の乳イ」と狂喜する藤田の、百合子の母乳に対する執着はもはや病的なものだった。
壊れたように乳を、そして百合子を求める藤田。
淫靡な快楽にふけりながら、何度も絶頂を迎える二人。
奉仕される主人と奉仕する犬。その関係はこれからも永遠に続く。


414:蝶の毒花の鎖 藤田ルート3
12/04/08 23:28:57.55
<桔梗の名前に意味があるを選ぶ>
桔梗の意味について考える百合子だが、雲をつかむような話で答えが出ない。
そこへ藤田がお茶を勧めに来るが、そんな気分ではないと断る。
遠慮勝ちに藤田は、なにか百合子を慰めるようなことはできないか、と申し出る。
そこで百合子は、藤田のピアノが聞きたい、という。
一瞬戸惑う藤田だったが、了承し広間で「小犬のワルツ」を披露する。
もともと藤田は、百合子のピアノの教師として雇われたのだが、百合子がちっともピアノに興味を示さないので、別の仕事をするようになり、家令にまで取りたてられたのだ。
ここで、藤田の過去が語られる。
藤田のことをもっと知りたい、家族同然なのに何も知らないのは悲しすぎる、という百合子。
心の底からそう説得する百合子に、遠慮がちに承諾する藤田。
嬉しさのあまり、百合子は藤田に抱きついてしまう。
少し赤い顔をして困り果てる藤田をよそに、嬉しさに満たされる百合子だった。

ある日、百合子は夕食の時間が近づいたので居間に降りてきた。
藤田をあちこち探し回って、見つけたのはなんと厨房だった。
スーツを着込んだ大の男が、レースの襟のついた白いかっぽう着をまとって調理する姿を、ちょっと可愛いと思う百合子。
料理担当の女中が休んだので、代わりに藤田が腕をふるっていたのだ。
料理ぐらい自分でも作れる、なぜそう言わないのかと怒る百合子。
百合子に料理などさせるわけにはいかない、という藤田からおたまを奪い取る。
が、ほぼ完成に近づいた、手の込んだ料理を見て目を見張る。
料理が好きで、以前料理屋で働いていたこともある、と語る藤田に呆れる百合子だった。
できた料理を器に盛ってください、といわれるままに手伝う百合子。
しかし、みそ汁を椀に入れようとして熱い飛沫が手に飛んでしまう。
慌てて百合子の手を握り、流水で冷やす藤田。
百合子は火傷より、背後から抱きすくめる藤田の鼓動が気になって仕方がない。
握られたところが痛い、というと慌てて藤田は手を離す。やっと自分のしたことに気がついて頬を赤く染めている。
その表情の変化に嬉しさを覚える百合子たった。

渋る藤田を説得して、一緒に食卓を供にする。
藤田の料理のうまさに、女としてのプライドが打ち砕かれたと感じる百合子。
百合子の身分では料理などすることはない、その代わりに自分が何でもする、と語る。
なぜそこまで尽くすのか問うと、先代(百合子の父)に恩義があるから、と答える藤田。
一目で異国の血を引くと知れる自分をここまで取りたててくれた恩に答えなければならない、と語る藤田に、百合子の胸は痛んだ。
お互いに、幸せになってもらいたい、という気持ちを再確認する二人。
しかし、主従の線を引いてしまう藤田と、家族も同然と考える百合子の気持ちはすれ違う。
この身に触れず、遠くから見守っているだけの状態に、じれったさが募る百合子だった。
そして、思う。「自分は藤田に恋をしているのだろうか」と。

数日後。母方の祖母がやってきて、百合子に見合い話を持ってきた。
それを知っても、藤田は笑顔を浮かべたまま祝いの言葉を述べるだけ。
その鉄面皮に、次第に憎らしさの感情が芽生える百合子。
この話を受けようかしら、という百合子の言葉にも、決して表情を崩さない。
百合子の心は、藤田に対する感情で荒れ狂う。
恋しい。憎い。相反する心を自分でも持て余す百合子だった。

見合いを終えて帰ってきた百合子を、いつもと変わらず藤田が出迎える。
見合いの最中、藤田のことばかり考えていた、という百合子。複雑な表情の藤田。
そこへ、他の男と見合いしたことに対して、激怒した斯波が乱入してくる。
斯波と言い争う百合子を見ても、藤田は顔色一つ変えない。
見合いは断るつもりだ、という言葉を聞いて斯波は矛先を収め、悠々と帰っていく。
感情をあらわにしない藤田と対照的な、斯波の激しささえ好ましく思う。
どこまでも冷静な藤田に対して、また相反する感情が湧きおこるのだった。




415:蝶の毒花の鎖 藤田ルート4
12/04/08 23:32:59.74
次の日。百合子は天海邸に赴いた。
例の桔梗の謎を解くべく、何か手掛かりはないかと鏡子に尋ねようと思ったのだ。
ちょっとの間だけだからという理由で、行先は藤田に告げずに。
両親の死にまつわる出来事、とりわけ桔梗のついてのことを語り、何か知っていることはないかと聞いた。
鏡子は薄々事情を知っているようだったが、それを聞き出す前に藤田が迎えに来た。
百合子の手をつかんで、強引に車に乗せる。車中の藤田は無言で、運転は荒っぽいものだった。
家に帰っても、やはり藤田は無言で何も言わない。
不安を隠せない百合子に、なぜ黙って出かけたのか、と感情を押し殺した声でたずねる藤田。
「私がどれだけ、心配したと思っているんですか!」はじめて聞く、藤田の荒げた声。
そこで百合子は、藤田が今まで自分を探していたことに気付いた。
二人で言い争うさなか、百合子は藤田への思いを打ち明けてしまう。
動きが止まる藤田。癇癪を起す百合子。そして、百合子にとって初めての口付け。
我に返った藤田は、謝罪の言葉を叫んで走り去る。
一人置き去りにされた百合子は、藤田の行動を理解しかねていた。

翌日。藤田はますます鉄面皮ぶりに磨きがかかっている。
百合子を訪ねてきた斯波は、飽きもせず百合子に求婚を繰り返している。
「あなたと一緒になりたいんだ」と熱心に求愛の言葉をささやく斯波。抱きすくめられ、オーデ・コロンの香りに包まれる百合子。
情熱的な愛の言葉に、いっそ嫁いでしまおうか、とさえ思わせる。
そのとき、ドアの向こうから立ちつくす藤田の姿が見えた。
百合子から視線をそらす藤田。鉄面皮は、あっけなくはがれおちてしまっている。
百合子は斯波から急いで離れた。百合子の具合が悪そうだ、と思った斯波はまた出直すことにした。
今度来たときは求婚の返事を聞かせてもらいたい、という言葉を残して。
斯波か帰った後、茶が間に合わなかったことをわびる藤田。濃密に絡み合う二人の視線。
そこへ兄の瑞人がやってきて、藤田に茶の用意を言いつける。
普段はいないのに、こういうときに出てくる兄を、少しだけ恨めしく思う百合子だった。

斯波のことを聞いた瑞人。その胸元に残る、薄い一筋の傷。
瑞人は、金のために斯波と結婚するのは反対だが、一人の男として惹かれているのなら反対はしない、という。
斯波のことは好きではない。しかし、あの強引さ、不遜さに魅力があるのも事実だ。
結婚しないのか、と問う百合子に、結婚よりも先に金のことを何とかしようと思っていると答える瑞人。
心配しないでいい、という瑞人を不可解に思う百合子だった。遊び歩いている瑞人に、金のことが何とかできるなどと思えない。
そんな思いを振り切り、話題が藤田のことになると、「僕は藤田に嫌われていると思うし……」という瑞人。
家の女中といい仲になり、結果的に藤田の彼女を寝取ったことが何度もあったというのだ。
驚きあきれ、藤田に同情する百合子。昔のことだし、いまでは彼女もいるんじゃないかという瑞人。
そのことに思い当り、自分も権力をかさにきて藤田を苦しめていたのではないか、と暗澹とした気持ちになる。
その後、また兄は金策をしに出かけたようだ。
ここで分岐
【兄に任せる】
【兄が心配だ】


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