11/06/22 01:15:54.38
>>303
簡潔ですが
ウィングフィールドの女領主ヴィヴィアンは19歳の誕生日になると赤ん坊に
戻ってしまうフェキニアクスという現象を約ニ千年も繰り返している
ダウスはヴィヴィアンの対として生まれ2人は生まれながらの本能として
互いに宿敵と認識している
ヴィヴィアンはこの世界に誕生してしばらくは食べたいときに食べ、
寝たいときに寝る、そして一か所に留まらずフェキニアクスになると
ダウスと戦い赤ん坊に戻るという知性も品性もない獣のような生活を
していたが、ある時に精霊王に出会い人間らしさについて学ぶ
精霊王のもとを離れるときにダウスとの戦いのときに役立つようにと
精霊王の右腕である剣(ペチュニアと同じ姿をした精霊)とドラゴンの皇子を
盾として受け取る
それから時は流れ、ある寒い日まだ幼い姿をしたヴィヴィアンとエドリックが
散歩をしていると寒さと空腹で倒れている少年と犬に出会う
少年の名はセシル、犬の名は琥珀といい行くあても金もないというので
ヴィヴィアンが館に連れて帰る