11/01/19 17:30:36
慎一郎と結婚して数日後、大学の同期で今は部下でもある浅尾を紹介される
出張が多く忙しい慎一郎に、新婚で幸せのはずなのに寂しさを感じる綾
そんなある日、家に届いた郵便が勝手に開封されてたり無言電話がかかって来るようになる
不安を訴える綾に慎一郎はただのいたずらだと問りあわず、
相変わらず出張に出たまま家に帰らない日が続く
不安が募る中慎一郎に話を聞いてもらえず、
それなら身近な浅野に話を聞いてもらえたらと思わず携帯に電話をしてしまう。
綾の様子に家まで駆けつけてくれる浅野に郵便を見せて
話を聞いてもらい優しく声をかけてもらい気持ちが安らぐが、
本当なら安心させてくれるのが慎一郎だったら良かったと思い涙をこらえた
美容院から帰った綾はマンションの前に黒い車が止まっているのを見る
昼間美容院でも見かけたそれに不安を覚えてあわてて出張中の慎一郎に電話をかけるが
「わざわざ君をつけ狙う理由がない。黒い車なんてそう珍しくもない」と
なんでもない事のようにいわれショックを受け、眠れない夜を過ごす
次の日、仕事先で結婚指輪を無くしていた事に気づき、あわてて探すが見つからない
ようやく出張を終えて帰ってきた慎一郎にも指輪がないせいで気まずく
顔をまともに見ることができない綾に、忙しくて怒っているとい謝る慎一郎だった
勘違いの事を謝られ、本当は郵便や車の事を心配して欲しかったのだと気づく、
いつのまにか決定的な気持ちのズレを感じてしまう
次の日家中を必死に指輪を探す綾の元に慎一郎が帰ってくる。
指輪をしていないことがバレてしまうが
隠す事に疲れてしまった綾は素直に無くした事を話すが、綾が指輪を捨てたと
疑った慎一郎は何も告げずに家を出て行ってしまう。