09/10/01 21:41:16
●自分の本当の気持ちを伝える
くるみは「デルタのことが好きだから、人形とご主人様としては愛せない」と
デルタに告げる。
その日以来、デルタの科学研究は進まなくなる。
家族から省みられなかった寂しさから
「自分だけを見てくれる人形」を作るために科学に没頭していたのに、
くるみの存在により、それに価値が見出せなくなっていったのだ。
「君さえいれば、科学などどうでもいい。君が欲しい」と
熱く告白されて、ラブラブエッチ。
その後もラブラブ生活は続き、何もかも順調にいっているように思えたが、
デルタは、くるみは「人形」なので何かあって壊れたときに修理する技術が必要だと言い出し、
寝食を忘れるほど再び研究に没頭するようになり、ついには倒れてしまう。
デルタはくるみが生きている人間だと分かっていたが、それを認めてしまうと、
「いつか心変わりして離れていってしまうこともある」ということも認めることになり、
それが怖くて彼女が人形だとかたくなに信じようとしていた。
お互いの想いを素直に打ち明けあい、
人形としてではなく、ちゃんと生きている者として、ふたりは心を通わせあう。
その後、人間と悪魔の寿命の違いを克服するために、
くるみは魔界人形に魂を移して長い時間を生きられるようにし、
ふたりは結婚してし魔界であわせに暮らしました。